BlazeDSとAMFでWebとデスクトップのアプリケーションを構築する
現在のRIAアーキテクチャにおいて、クライアント/サーバーの通信は重要な位置を占めています。本稿では、James WardとShashank TiwariがアドビによるオープンソースのBlazeDSメッセージングサーバーの世界へ飛び込みます。
- Java,
作者 Michael Bushe, 翻訳者 金森 諭 投稿日 2008年2月29日 午後7時12分
Société Générale(フランスの大手銀行)がJerome Kervielという人物の不正(source)により49億ユーロ(72億ドル)の損害を被ったらしいというニュースは、高い評価を持つ金融機関でのシステムにさえも穴があるということで世界中に議論を巻き起こした。金融機関でこれまで用いられてきた旧来の非技術的なコントロール方法を軽視してはいけません。たとえば責務の切り分け、従業員に休暇を取らせること、二重コントロールシステムなどです。リスクマネジメントソフトウェアには誰かがワークステーションにログオンしたことや休日なのに誰かがログインしたことを検知するといった特殊な行動をトラッキングできるものもある。このようなソフトウェアであれば、Kerviel容疑者が行ったとされる他人のアカウントでのログオンを検知したり4日間しか 2007年に休暇を取ってないことを警告したりすることもできただろう。他にeメールを検索したりキーボード入力を監視して(source)怪しいキーワードやイレギュラーながないかを探知するシステムもある。Kerviel容疑者は取引リスク回避のための社内調査に対処するため架空の注文メールを大量に作っていたという。
システムのあらゆるレベル(OS、データベース、アプリケーション)での監視は必要なことですが、それは必要な最低限のことでしかありません。その監視データを誰かあるいは何かが適当な形にまとめることも必要になるのですが、これがほとんどの組織で失敗していることなのです。OracleのFine- Grained Auditのログはいまいちで、OSのログもそれ以上ではありませんし、イベント相関システムはばらばらのデータから監査データとして関係付けたり分析をしようとしたりしますが、結局は他の何よりも誤判定を行ってしまうことになります。これは厄介な問題なのです。確かにリスクマネジメントビジネスは活気がある。世の中にはBPS(サイト・英語)、 Memento(サイト・英語)、Actimize(サイト・英語)など多くの包括的なシステムがあり、SaS(source)やReuters(source)も提供を行っている。だがまだかなり未熟だ。
私の意見では、ソフトウェアアーキテクトができることで一番重要なのはアプリケーションの業務上の役割を注意深く考え、それをロールベースのアクセスコントロールシステムへ厳密に落とし込むとです。ファイアウォールや第7層(アプリケーション層)でのフィルタリング、不正侵入検知などの技術的防壁に頼るだけでは十分でありません。開発者はアプリケーションロジックのライフサイクルの始めからセキュリティを確保するように実装しないといけません。悩ましいことに問題はさらに難しくなっていっている。ソフトウェアはより複雑に、より疎結合になっていっている。Annett氏はSOAの隆盛によりシステムへのエントリポイントが増加したことはセキュリティリスクになっているとも指摘している。またSOAにおけるリソース分散が包括的なセキュリティ構想を実装することをさらに難しくもしている。
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