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機能テストの今後

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ここ最近、開発主導型の機能テストの分野において活発な動き(参考記事)がある。Jennitta Andrea氏(サイト・英語)とWard Cunningham氏(source)が、 「機能テストツールの次世代を予想」というテーマでウェブ放送(source)を開催した。また、Thoughtworksがこの分野で製品を発表(source)する意向を示した。昨年にポートランドでFunctional Testing Tools Visioning Workshop(参考記事・英語)が開催されてから、機能テストの革新に向けてのはずみがついてその勢いは増している。

ウェブ放送で、Jenitta氏はもともとはFunctional Testing Tools Visioning Workshop(参考記事・英語)で話題となった考えについて述べた。主な内容は以下のとおりである。

  • Red、Green、Refactorアプローチを機能テストに適用する。
  • TDDを拡張して機能TDDを含める。
  • 製品仕様を拡張して振る舞い主導の開発およびドメイン固有の言語を利用して、コアテクノロジーと規則間における共通の共有言語を可能にする。
  • 機能テスト領域向けに設計されたIDEのイノベーション-確実にソフトウェア開発コミュニティにあるもの。
  • 機能テストのライフを機能テスト主導の開発からオペレーションサポートへと明白に拡張する。
  • オーディエンスによって、機能テストでさまざまなコンテキスト/ビューを許可する。 たとえばアナリストとデベロッパがそれぞれ違ったテストに対する見方をしたかもしれない。
  • 「テスト」という用語を「例」という用語で置き換える主張をする。

Elisabeth Hendrickson氏が自身のブログで書いたのは、Ward Cunningham氏がProcess Explorer(source)という製品で、この分野で実現した進歩についてである(source)

Process Explorerは、さまざまな表現による自動化機能テストの調査を可能にする。 「check(’data here’)」のような一連のコマンドに代表される、従来の方法でおこなうテストがある。また結果が組み込まれた実行済みのテストも目にする(source)。ユースケー スの現在のバッチで実行された、任意のアクションの回数が記されたテーブルも目にする(source)。それぞれのアクションを調べて、どのユースケース(source)がそれを実行する かを確認することができる。そしてさらにすばらしいのは、アクターによって組織されたユースケースにおけるすべてのアクションのスイムレーン表現(source)を参照す ることができる。

スイムレーンのビューでは、ユースケースのそれぞれのステップをマウスオーバーすると小さな泡が出て、そのステップの結果を表示する。それは、持続する必 要のある静的ピクチャーではない。AJAX要求後にサーバからページの一部分をリターンする役目の大量のコードによって、オンザフライで生成されるライブ なHTMLである。

また、Brian Marick氏はWireframes(ブログ・英語)でGUIを駆動するテストに携わっている。それは、ワイヤーフレームモデルをFITテスト(source)と統合する新しい方法である。

このテスト分野での急成長を考慮すると、機能テストツールで読者が得るものには何があるか?いやしくもデリバリーライフサイクルのどこから価値を付加し始めるか?

いつもどおり、この分野における最新の状況について述べてきたが、CustomersおよびRequirementsタグ(参考記事)でこのトピックについてさらに詳しく知ることができる。

原文はこちらです:http://www.infoq.com/news/2008/02/future-functional-testing

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