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ADO.NET Data Servicesがオフライン利用可能に

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以前は、Project Astoria(リンク)として知られていたADO.NET Data Servicesは、近い将来オフライン機能が付加される。アプリケーションはデータと同期し、オフラインで使用するように開発されることを意味する。

のちにADO.NET Data Servicesとなり、Visual Studio 2008 SP1(リンク)に組み込まれたProject Astoriaは、デベロッパがサービスプロキシーを通じてデータベースにアクセスすることを可能にし、データベースのアクセスおよびデータ検索/スト レージを単純化する。Visual Studio Pro ToolsチームのプログラムマネージャであるSaaid Kahn氏は、インタビューで、ADO.NET Data Servicesを使用してデータベースにアクセスするn-tierアプリケーションの作成方法(リンク)について説明している。

AstoriaはRESTfulサービスを使用し、サービスアクセスポイントとしてURIを提供する。現在、データはオンラインのみでアクセス可能である が、アルファバージョンをリリースする計画があり、間もなくオフラインデータアクセスを可能にし、Microsoft Sync Frameworkを利用する。MicrosoftのソフトウェアアーキテクトであるPablo Castro氏によると、アルファリリースの目的は、フィードバックを集め、現在の方向性が正しいかどうかを確認することであり、来年の実現を予定してい る。

Pablo氏は、ADO.NET Data Servicesをオフラインにする際、検討しているシナリオ(リンク)のいくつかをまとめた。

  • イントラネットデータベースとの同期
  • クラウドべースデータとの同期
  • データ統合データは、さまざまなソース(データベース、クラウド、カスタムリポジトリ)から検索する複数のサービスによって提供可能である。

Pablo氏は、チームによって遵守されているガイドラインを公開した。

単純でオープンなインターフェイスにこだわる。... HTTPクライアントや同期ストラテジーについて十分な知識があるものは、データサービスと同期することができるに違いない。

すでにオンラインアクセス用であるため、同期のためにデータの独立性はそのまま維持される。... データサービスが同期許可されている場合、たとえ何がそれを支持しようよも、それと同期することができる。

構造化ストアおよびビジネスアプリケーション向けのデータサービスをターゲットとしている。それは、データという形である一定の洗練度というニュアンスに なる。たとえば、アイテム間の依存性、データの一貫した状態を指示するストアレベルおよびアプリケーションレベルの制約、同期時に部分的に進行する必要性 といった高度なレベルを指す。

最近のビデオインタビューにおいて、Pablo氏およびAstoriaのデベロッパであるWaseem Basheer氏は、アルファリリースについて簡単に説明している(リンク)。通称Astoria Offlineは、PDC 2008においてもプレゼンされている(リンク)

 

原文はこちらです:http://www.infoq.com/news/2008/11/Astoria-Offline

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