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分散型のふりかえりを改善する

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原文(投稿日:2009/11/02)へのリンク

多くの人が ふりかえり をアジャイルチームが継続的に改善をする際の最も強力なツールと考える。ふりかえりにより経験が新しいうちに学習や見識を捕らえられ、教訓はチームの作業にリアルタイムに適用される。 Retrospectives Yahoo Group において、各地に散らばったチームがどのようにふりかえりを取り入れられるかが議論された。

Miriam氏が、2ヶ所に分かれたチームでふりかえりを行う際の課題について説明することでこの雑談は始まる。 Google cdocsや電話会議を使ったのにもかかわらず、コミュニケーションはうまくいかなかったという内容であった。 Ben Linders氏も、お互いが見えないときには会話が弾まないという問題を経験をしていた。

Andreas Ebbert-Karroum氏 はビデオカメラを使ってこの問題に対応しようとした。これで参加者がお互いを見られるようにし、さらに補強するために読み取り機能付のホワイトボードなども使った。

Laurie Ann Silberman氏はふりかえりをしているときのBreak-out Sessionのため、複数の回線を使った。

小さなグループがふりかえりのある側面について議論をします。予定の時間を経た後、全員召集されて各チームが報告を行います...
...私たちが行っているふりかえりの多くが事前調査をし、breakoutで主要メッセージを集めることがよくあります。それで選ばれた行動計画の下書きが作れます。

Mark Kilby氏は、複数の場所でふりかえりを行うには、それぞれの場所にファシリテータがいなければならないと付け加えた。

全員が経験を積んだファシリテータである必要はありませんが、(仮想の)室内で皆の発言が途絶えないよう注意するのと、同じ場所にいる参加者の身振りを見て、主なファシリテータに注意喚起をすることが求められます。

彼も複数のファシリテータが参加するほうが良いと思っている。そうすると一人が技術的な問題を扱っていても、他のファシリテータが議論を進めることができる。

Don Farley氏はVisioでマスタープランを作り、多数の現場にわたってスケジュールを適用する方法について説明した。

...わたしたちは通常のスケジュール運用を検討して、全ての参加者にカードかステッカーに重要と思われるイベントを書いてもらいます。これには肯定的なことと否定的なこと、ビジネスとプライベート、そしてプロジェクトに参加したときと離れるときなどがあります。それぞれの現場で”読み手”に指定された人にカードを集めてもらい、Visioで図表に書き出すために一語一語読んでもらいます。全員が挙げた全てのイベントを各現場に代わる代わる読んでもらい、15分程度の休憩を取ります。そして記録者がVisioの図表を他の現場にメールで送り、必要に応じて印刷できるようにします。

あなたのチームはどのようにふりかえりを行っているのか?コメントであなたの見解、コツや困難を共有したい。

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