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フィードバック、フィードバック無し、差し出がましいフィードバック

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原文(投稿日:2011/04/26)へのリンク

アジャイル開発において、フィードバックは最も重要なことである。フィードバックはこの方法論のあらゆる側面に非常に良く組込まれている。その範囲は、ユニットテスト、継続的統合、毎日のスタンドアップ・ミーティング、スプリントデモの後の振り返りなどに及ぶ。こうした事情にも関わらず、なおも不十分なままである フィードバック ループがあるだろうか?

Jurgen Apello氏は Peter F Druckerの言葉を引用して、フィードバックのないことは、フィードバックよりももっと重要視すべきである、と言っている。

Peter F. Druckerはかつてこう書いている。あなたの顧客よりもっと重要なのは、今顧客でない人達である。なぜ彼らは顧客でないのか? それと同様に、 フィードバックよりももっと重要なのはフィードバックしない人達である。.

氏によれば、話したがらない人達はたくさんいて、この人達にフィードバックをお願いすることは重要であり、フィードバックをかなり変えられる可能性がある。

なぜたった10枚のフィードバックメモしかドアに貼られてないのか、20人の生徒がコースに出ていたのに? なぜたった11のAmazonレビューしかないのか、この本にはずっと多くの読者がいるのに? なぜ我々の製品のバグ報告がこんなに少ないのか?

Lisa Crispin氏によると、人々は様々な方法で学び、様々な方法でフィードバックしたがるかもしれない、というのも恐らく真実だろう。フィードバックすると気分が良くなるような仕組みによって、フィードバックするのを後押しするべきである、と彼女は言っている。この中には、1対1、議論、抽選などがあるだろう。

従って、チームは一生懸命に、フィードバック無しをフィードバックに変換する方法を見出さなければならない。また継続的に、フィードバック無しからフィードバックへのループを改善し続けることを確認する必要がある。

Marc Löffler 氏が勧めているのは、頼まれてからフィードバックする以外に、人々(特にチームメンバー)は 間違っていることを見たら直ぐに、フィードバックする、ということである。折に触れて正直な「差し出がましいフィードバック」することは難しいことであるが、結局人々はあなたがフィードバックしたことの勇気に感謝し、あなたの懸念に感謝する、と彼は言っている。

氏によると、

もしあなたが不快、不満足あるいは困ったら、ただ口を開けて話しなさい。自分の見たことを話したからといって、誰もあなたを殴りません(少なくとも殆どの人は)。大抵の場合、少なくとも1人は単純な真実を話すだけの勇気があったことを喜ぶでしょう。

あなたは自分のチームでどのぐらい 頼まれていないフィードバックを目撃し、フィードバックを求めているのだろうか?

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