Node.js 0.10がリリース
Node.js開発チームは、node.jsのバージョン0.10をリリースしたが、これは高パフォーマンスな非同期サーバーを構築するためのJavaScriptベースのプラットフォームである。このリリースのフィーチャとして、ストリーム処理するためのモジュールがより使いやすくなったこと、ドメインのエラーハンドリングの改善、パフォーマンス改善がある。チームは、また0.10の後、1.0リリース前にもう1つ安定バージョンのリリース(0.12)があることを発表した。
ストリームはnode.jsの中核部分であり、0.10で著しく変更された。ストリームは、あらゆる型の読み出し、あるいは書き込み可能なデータストリームに対する共通のインターフェースを提供し、ストリームの裏にあるのがファイル、走っているプロセス、あるいはソケットであっても抽象化する。バージョン0.10以前では、データパケットは、ストリームがオープンされた時、直ちに到着し始めるdataイベントとして放出された。共通の問題は、データパッケージがなくなることだった。なぜならプログラムがdataイベントを聴き始めるチャンスを得る前に、それらが到着するからである。0.10には同じ動きをする後方互換性モードがあるので、推奨の方法は、readableイベントを聞き、到着したら明示的に.read()を呼んで、バッファされたデータを取得することである。その結果、データパケットを落とす可能性がずっと減る。
node.jsのバージョン0.8以前では、未処理の例外の既定動作は、サーバープロセス全体がクラッシュすることでした。この問題を回避し、未処理の例外の動作をもっと細かくコントロールするために、node.jsのバージョン0.8はdomains(ドメイン)の実験的バージョンを導入した。ドメインは、クラッシュを限定化するメカニズムである。例えば、入ってくるHTTPリクエストのそれぞれに対してドメインを作ることが可能である。もしHTTPリクエストのドメインに付加したどのコードがクラッシュしても、そのドメインだけが死に、サーバープロセス全体がダウンすることはない。それによって、単一のHTTPリクエストにクラッシュを限定することになる。0.10では、ドメインのステータスは、「実験的」から「不安定」に格上げされ、様々なエッジケースを修正し、より良いデバッグ情報を提供する。
Node.jsコミュニティは、この数年間非常に大きくなり、企業からの関心も高まっている。呼応して、The Node Firm や StrongLoopのような会社が有償のnode.jsサポート、トレーニング、コンサルティングの提供を始めた。StrongLoopはStrongLoop Nodeのベータ版をリリースした。これは、ScalaコミュニティにおけるTypesafe に似たモデルに従って、様々な人気のあるモジュールを含んだnode.jsの完全にサポートされたディストリビューションである。
公式なnode.js 0.10リリースのビルド済バイナリは、Windows, Mac, Linux、Solarisを含んだ、人気のあるOS全てに対してダウンロード出来る。もちろん、node.jsはオープンソースプロジェクトなので、そのソースコードも入手可能である。
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