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RavenDB 2.5がリリース

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原文(投稿日:2013/08/24)へのリンク

ドキュメントデータベースRavenDBバージョン2.5がリリースされた。動的集約を使った複雑な問い合わせや、単一リクエストによる大規模データセット検索を実現する無制限結果API(Unbounded results API)がサポートされている。

新しい機能や改善点は以下の通り。

  • 動的集約はmap/reduceインデックスに比べ、遥かに複雑な問い合わせを実現する。これによって、レポーティングアプリケーションは更なる選択肢が手に入る。また、フィルタリングを使った複雑な集約もできる。
  • 無制限結果API(Unbounded results API)は問い合わせストリーミングモデルを使い、単一のリクエストで、メモリ使用に問題を起こすことなく、巨大な結果セットのすべてのアイテムを検索できる。これは、どのアイテムを返すかについてのスナップショットを作成し、それから、すべてのアイテムを返すために返却ストリームを使う。
  • サーバサイドで他のドキュメントからのデータを含んでいる可能性がある射影をするための結果変換
  • 空間情報のサポート。空間座標に基づくデータの検索が可能になった。これによって、例えば、ある特定の地点から一定の距離がある地点をすべて見つけられる。
  • CSVエンドポイントを使ったExcel統合。データベースから自動的にデータを取得するExcelファイルを作成できる。
  • 書き込み保証。クライアント側APIが一定数のレプリケーションが完了するまで待つことができる。
  • インデックスに優先順位を付けて、各インデックスがどのくらいインデキシングプロセスを使えるかを制御できる。
  • A MSIインストーラを使って、簡単にインストールできるようになった。

また、データベース復元の簡易化、デバックや分析のためのエンドポイントの追加なども行われている。

RavenDBは.NETで書かれたトランザクションを保証するオープンソースのドキュメントデータベース。データはJSONドキュメントとしてスキーマレスで保存され、LINQやRESTfulなAPIを使って問い合わせできる。
AGPLライセンスで公開されているが、複数のライセンスオプションも使える。
現在の安定バージョンは2.5.2666。

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