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レスポンシブなembedなどを追加したBootstrap 3.2

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原文(投稿日:2014/07/01)へのリンク

Bootstrap 3.2にはレスポンシブなembed/object/iFrame,いくつかのレスポンシブな新ユーティリティクラス,かなりの数の小さな修正とバグフィックスが加えられている。

1,000以上のコミットを積み重ねて開発されたBootstrap 3.2.0は,いくつかの改良と,非常に多くのバグフィックスを備えている。レスポンシブなデザインのWebサイト構築のためのフレームワークであるBootstrapには,これまでレスポンシブな<embed>, <object>, <iframe>のサポートが不足していたが,今回の最新バージョンではこれらの機能が追加されている。表示されているページの幅をベースとして調整される,レスポンシブなYouTube 16:9ビデオ用のHTMLはこのようになる。

<div class="embed-responsive embed-responsive-16by9">

<iframe src="…(link)…"></iframe>

</div>

その他の改良点は次のようなものだ。

  • ドキュメントは再構成されて,より具体的で,開発が容易になるように更新された。
  • プログレスバーコンポーネントが改良され,自由度が向上した。
  • いくつかのコンポーネントで,CSS再描画のパフォーマンス(特に顕著なのはスクロール)が向上した。
  • カルーセルのキーボードによるナビゲーション(順方向と逆方向)が可能になった。
  • オープン時にモーダルが左シフトにならなくなった。

さらにblockinline-block, inclineなど,レスポンシブな多数のユーティリティクラスが追加されている。今回のバージョンで提供されるバグフィックスや改良点は,すべて変更ログに記載されている。

リポジトリに登録された無効なHTMLを原因とするようなバグを避けるためにBootstrapの開発チームでは,新しいイシューやコメントを監視し,HTMLがその中にあれば抜き取ってHTML5 バリデータを通じて実行するサービスであるLMVTFY (Let Me Verify That For You) を導入した。

Bootstrapはnpmを通じてダウンロード可能である。

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