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JRuby搭載のORM-ActiveHibernate

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オブジェクト関連性マッピング(ORM)はOOP言語に伴ったとても重要なトピックである。データが存続する限りそれをどのように保存するかが問題になる。Java業界内で人気のORMソリューションがJRubyでサポートを得た。RubyのチームメンバーであるOla Biniのブログ投稿によって始められたこのActiveHibernateのプロジェクトではHibernateをJRubyの開発者達に使用可能にする事を目的としている。ActiveHibernateにとりかかっており、AEでコンサルタントを努めているJohan Andries氏に話を聞いた。

HibernateはJavaのスペース内やNHibernate、.NETと一緒に使用するのが人気なのだ。Johan氏はActiveHibernateの典型的なユーザーに関してこう説明している。
Railsの生産性とその他の利点を欲しがっている開発者がいるのですが、それはもう既にJavaのドメインモデル内か、もしくは何らかの理由でActive Recordよりも必要となるために作成されるのです。 例としてはコンポジットキー、レガシーデータベース、プリペアードステートメント、複雑階級マッピングかHibernateの1位か2位のレベルの キャッシュがそれである。 これを可能にするにはHibernateの最大限の能力へのアクセスを妥協することなく、アクティブレコードパターンに従ったインターフェースを使う必要がある。

一番初めの焦点はRubyのオブジェクトのマッピングだった。Charles Nutter氏は現在存在しているJavaクラスも気に留めておくことを提案している。最小限のレベルにおいてアトリビュートアクセッサーでルビークラスを書くことができ、また手で通常のHibernateマッピングを作成することができる。Subversionのリポジトリでそれのみを証明しているテストがいくつかある。直接的にXMLのマッピングに取り掛かるのは明らかにRuby的ではないのでDSLが進行するのである。

これによってActiveHibernateでどのようにマッピングを定義するかという疑問が出てくる。 Rubyは組み込まれたDomain Specific Languages (DSL)に効率よく対応し、そうすると通常のコードの代わりにもっとドメイン詳細言語に似たRubyコードを書く事が可能になるのだ。 DSLに関してもっと学びたい場合はInfoQ上でObie FernandezのDSLsに関するプレゼンテーションを参照してください。)

Active Hibernateの場合、RubyかJavaタイプからマッピングを関連性データベーステーブル内のエントリーに設定可能にさせるのに役に立つだろう。
Java内ではこれはXMLファイルで行われる。JohanはRubyではこれがどのように見えるか説明している。

DSLに似たようなことが二つできる。
一つのフォームはRubyの階級定義でマッピングインフォメーションの組み込みをするものだ。
Ola Bini氏が(他に誰が考えられるだろう)このようにものを書くことができるようにする(メタ)プログラミングマジックと共ににパッチを送ってきた。
class Project  
include Hibernate
 table_name = "PROJECTS" #optional
primary_key_accessor :id, :long
 # column names are optional
 hattr_accessor :date, :timestamp, :START_DATE
 hattr_accessor :name, :string
 hattr_accessor :complexity, :double
hattr_accessor :size, :long
hattr_accessor :on_schedule, :boolean
end


Hibernate分子を含むことによって(フレームワーク基礎階級から起源しているのに反して)、Hibernateマッピングは自動的に生じ、また設定される。既にマッピングされたプロパティのためのユーティリティ階級メソッド(saveやfindeのような)とアクセッサーメソッドも追加される。 覚えていて欲しいのはこれが初めて出した草案でありまだまだ他の意見や提案を受けて入れているということだ。 このコードは近いうちにリポジトリに入るだろう。
もう一つのフォームはRuby(かJava)階級を完全にパーシステンスイグノランスに保持するためマッピングの情報をそれから分離させるものだ。 それに関してはまだ何も進められていない。

  JohanはActiveHibernateから.NET、IronRubyNHibernateまでのポートには何が伴ってくるのかを説明する。

IronRubyとNHibernateのコンビネーションが一番自然な候補のように見える。
 IronRubyはまだpre-alphaの域にいるが私の見解から言えばActiveHibernate?のためにしたJRuby Java拡張と同等の何かをすることが可能なのだ。 しかしながらNHibernateの部分はもっと難しくなるだろう。 Nhibernate 1.2はたくさんのHibernate 3の優れた機能を持ち合わせ、また Hibernate 2に基づいている。 不幸なことにActiveHibernateはNHibernateにはまだないHibernate3の新しい機能(例:tuplizers、ダイナミックマップとXMLシリアリゼーションをサポートするためH3に加えられた)が基盤となっているのである。 だから全てはNHibernateのロードマップにかかっているのだ。とにもかくにも、ActiveHibernateを作っているほとんど全てのRubyコードを分け合うことが可能になるのだ。

最後に、JohanはActiveHibernate?プロジェクトのプランを詳細に述べた。
ActiveHibernateは私が夕方にとりかかるものだが何か本当に実用的で1ヶ月か2ヶ月以内くらいで完成するものをつくるべきだと思う。 もちろん他の人々がアイディアとパッチを提供してくれれば(Ola氏は既にしたように)事はもっと速く進むだろう。 コードは下記のリンクで既に閲覧することができる。 http://code.google.com/p/activehibernate ReadmeファイルとRakeファイルがあるので比較的簡単にテストを作って作動することができる。 (ただこれはまだ初期段階にあることを覚えていて欲しい。
JohanはブログにもActiveHibernateの進行状況について記載している。

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