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マイクロソフトがESBガイダンスのCTP3を発表

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BizTalkチームは先週ESBガイダンスのCommunity Technology Preview 3を発表した。またこれはマイクロソフト社のオープンソースプロジェクトホスティングウェブサイトのCodePlexからダウンロード可能である。

この最新のリリースには下記のものが含まれている。

  • Windowsコミュニケーションファンデーション(WCF)アダプタインテグレーション
  • BizTalk Server 2006 R2への更なるインテグレーション
  • on/offランプ用パーシャルリクエストレスポンスサポート(今までESBガイダンスはメッセージセンダーとレシーバーパターンのみサポート可能)
  • ポリシー駆動のエンドポイントレゾリューションをサポート可能なレゾルバとアダプタプロバイダフレームワーク搭載
  • AmberpointとSOAソフトウェア等のキーSOAガバナンスベンダーとのより強固なインテグレーション

Connected System Division(CSD)のフィールドプログラムマネージャーのMarty Wasznicky氏は下記のようにコメントしている。

パフォーマンス性が高くかつESB Guidanceの前作で開発された編成機能ベースのサービスの必要なしにメッセージングレベルでフレキシブルなランタイムレゾリューションと変換ができる強靭なアーキテクチャを作るのが目的だった。 結果的にできたのがダイナミックローディング、キャッシング、登録済みのレゾルバの呼び出しをサポートするレゾルバとアダプタプロバイダフレームワークだ。

更なる詳細概要(機能的、技術的な)はESBガイダンスコミュニティーのウェブサイトからダウンロード可能だ。

BizTalkはESBに関するGartnerの定義に基づいたガイダンスを出版した。

効率よく誘導されたコミュニケーションと疎結合、また非結合のビジネスコンポーネントの中で仲裁された関係をサポートするウェブサービス対応のインフラ(ソース元:Gartner Group)

そしてそれらの機能は下記の5つの機能に言い換えられる。

  • メッセージの仲介
  • メッセージの変換
  • メッセージ評価
  • 採用
  • サービスの編成機能

疎結合は消費者とプロバイダ両方に関連してインターセプターパターンを用いてなされる。これらはルーティング、変換、評価が起こるインターセプター内で引き起こされる。編成機能はBizTalkSeverによって提供される。マイクロソフト社はそのアーキテクチャをハイブリッドハブ/バスアーキテクチャと評価している。

インターセプターの中核機能の一つは内在するBizTalkサーバによって解釈されるESPのある特定のメタデータを通過してくる全てのメッセージを装飾するものである。

ソースコードとドキュメントがここにてダウンロード可能である。またVMが入手可能だということを聞いたが(なぜならBTS2006 R2ベータが必要になるから)そのためのポインターを見つけることができなかった。

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