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Struts 2がホットディプロイアブルプラグインに対応

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ユビキタスJavaウェブアプリケーションフレームワークであるApache Strutsはプラグインをホットデプロイできる素晴らしい技術を開発した。Strutsの開発者Don Brown氏はアプリケーションを再始動する必要なく即座にプラグインを追加、削除、またアップグレードできるようにするため作業をはじめたことを公開した。

ホットディプロイアブルプラグインにサポートされたAtlassian(Atlassianは偶然にもBrown氏の雇い主となる)のJIRAやConfluenceの製品に使用されているプラグインシステムの素晴らしさに関して言及した。そのような特典を持っていて利点をもたらすようなStrutsに似た何かを作りたかったためOSGiプラグインを手がけ始めたのだ。

アプリケーションの起動時間を保つことができる利点に加えてユーザーに対する妨害を防ぐのだ。またアプリケーション開発に関しても利点がある。Don氏は述べている。

この能力はとても強力なので私達のコードベースを構成しそれを強固に固定し、また迅速に保つ方法の一つとしてプラグイン内ではもっとたくさんの機能を内部的に動かしているのだ。

新たなStrutsプラグインで開発者はアプリケーションを別個のJARファイルかもしくはそのファイルを束ねることができる。それがサーバーの適切な場所に置かれるとOSGiによって拾い上げられ配置されるのだ。プラグインをアップロードして起動させるのに労力はほとんどいらないがBrown氏の目的の一つとしてデベロッパーからたくさんのOSGiの複雑性を隠すことによって束ねた開発をシンプルに保つことがあげられている。(もちろんこれに関してOSGiのエキスパート達が嘆くであろうことを予想して小さなバックラッシュに関しては対応するよう準備している。)

現在、OSGiプラグインは初期段階にあるので開発現場に至るまでの十分なテストレベルが未だ確立されていない。現在のリリースにはGUIアドミニストレーションの有用性の欠如、Velocityのテンプレートのみがサポートされている事、またバンドル内で(サードパーティのJARファイルは除く)許容されるものに関する原則がある等のいくつかの制限が述べられている。ソースはApache Struts 2 サンドボックスで公開されておりまたApacheユーザー内ではコミュニティの参加が歓迎されている。 しかしながら未だStruts 2のプラグイン開発がStruts1にバックポートされるのかどうかに関しては全く未知である。

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