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テストありきのコード再利用

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コードの再利用は長い間ソフトウェアの至高の目標とされてきた。歴史的に私たちは抽象概念とフレームワークを使用してコードの再利用を成し遂げようとして きたが技術的な犠牲(source)を払わざるを得ないものだった。現在ではインターフェースとビヘイビアに適合するオープンソースコードを検索するためのサーチツール、 自動デベロッパテストの力を利用することができる。

Mannheim大学ソフトウェア開発部門(サイト・英語)のColin Atkinson氏と同士のリサーチグループは、与えられたインターフェース(ストラクチャ)にマッチするインターネット用のコードを検索するのを可能にするメロベース(サイト・英語)というツールを作成した。それは良いものだが、そこまでユニークでもなくGoogle Code Search(サイト・英語)のようにその様なサービスを実行するサーチエンジンはたくさんある。

だがAtkinson氏と彼の生徒、Oliver Hummerl氏とMonika Krug氏をそれと分け隔てさせるものは、彼らがストラクチャだけではなくビヘイビアも検索できるという更なる機能を付け加えたことである。これは検索基準の一部となる、デベロッパによって書かれたテストを使用することによって成された。必要になるインターフェースにマッチする全てのクラスは提供されたテストに不利なものとなる。

Monikaは、自分が書いたテストに基づいて自動的にメロベースをパースとクエリするFAST(Fully Automated Search and Test)(サイト・英語)というEclipseプラグインを書いた。テストを書いたらテストクラスを右クリックし、そうするとインターネットから自分の基準にマッチしたクラスを自動的に受信するようになっている。

これがDieクラス用に書かれたテストの例である。



これは進行中のFASTである。




これはFASTから返還されたDieクラスの一例である。



これは現在リサーチプロジェクトの段階にあるが、保持、使用、理解が困難なフレームワークと抽象概念にかかる労力なしで検索、また再利用され得るのを考慮すると、膨大な数のコードを所有する大きな組織にとってとても実用的となるだろう。

原文はこちらです:http://www.infoq.com/news/2007/09/TDCR

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