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IronRubyプロジェクトが、RubyForgeに掲載

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マイクロソフトが初めて.NET向けのRuby実装をリリースしたのは2007年の7月(source)で、リリースされたRuby実装のソースコードは全て入手可能だった。そして今IronRubyプロジェクトが、RubyForgeに掲載されている(source)。RubyForgeは、バグデータベース(サイト・英語)やSubversionのソースリポジトリ(サイト・英語)のような様々なサービスを提供している。

今回ダウンロード用のファイルはリリースされていないので、ソースを取得するには、Subversionクライアントを使ってリポジトリからチェックアウトする必要がある。
Subversionに精通していない開発者は、Aaron Junod氏によるrubydoes.netブログのクイックツアー(source)が参考になるだろう。

最初にSubversionをダウンロードし、インストールして下さい。又はTortoiseSVNのようなSubversion互換クライアントをインストールして下さい。 コマンドラインツールのインストールを選択した場合は、DOSプロンプトを起動し、svn helpとコマンドを実行することによって、パスが正しく設定されているかどうかを確認出来ます。コマンドラインツールのインストールを選択しなかった場合は、リブートして下さい。Tortoiseを選択した場合は、再起動が必要です。先に述べたどれかひとつの方法でインストールしたら、IronRubyの最新のコードを取得する必要があります。コマンドラインを使っている場合は以下のコマンドを実行してください。

 svn co http://ironruby.rubyforge.org/svn/trunk/ IronRuby

上記のコマンドを実行することによって、IronRubyの最新版ソースコードを取得出来、取得したコードはIronRubyフォルダに保存されます。
次に、

http://ironruby.rubyforge.org/svn/trunk/

をパスとして設定してください。

Subversionからコードをチェックアウトせずに、ちょっとコードを覗いてみたいとしたら、RubyForgeはまた同様に、IronRubyのソースリポジトリに対してWebベースのインターフェースも提供(source)している。

IronRubyの現バージョンは、先にリリースされたものを改善したコードが沢山含んでいる。IronRubyのJohn Lam氏は、いくつかの機能をリストアップ(source)している。
変更点は何か? 
  • Exception handling
  • Parallel assignment
  • Instance variables

追加済みのライブラリーサポートは?

  • Comparable
  • Enumerable
  • Array
  • Hash
  • String (not quite complete yet)
  • Dir
.NETプラットフォーム上でのRubyに大変興味があるので、M. David Peterson氏は、レイバー・デーにハック祭りを開催し、.NET向けのRuby実装の改善を進める予定である(source)
This Saturday… day, day < Sunday... day, day, and < Monday... day, day *ONLY*, the IronRuby and Ruby.NET Labor Day Weekend *HACKFEST* Extravaganza is coming to an IRC channel near you,
irc://irc.freenode.net/#ironruby
- and -
irc://irc.freenode.net/#ruby.net
Ruby.NETも、.NET向けのRuby実装で、Google codeで利用出来た。Ruby.NETに関するより多くの情報をお求めの場合は、プロジェクトに関するこのInfoQインタビューを見てほしい(サイト・英語)

あなたは今回紹介した2つのRuby実装に貢献する予定だろうか?またどちらのプロジェクトをあなたは選ぶだろうか?

原文はこちらです:http://www.infoq.com/news/2007/09/ironruby-rubyforge

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