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XWiki 1.0: 拡張可能なJavaベースwiki/アプリケーションプラットフォーム

XWiki.com(サイト・英語)はこの程、企業向けのwikiとJavaで書かれており、LGPLライセンスの下で公開されたアプリケーションプラットフォームの最初のバージョン(source)を発売した。この開発プラットフォームの特性は共同のwebアプリケーションを開発することを考慮しており、またプラットフォーム上に構築したパッケージ化したアプリケーション(第二世代wiki)を備えていることである。Xwiki 1.0は先月発売されたが、これまででおよそ10,000ライセンス程展開している。

次世代wikiはConfluence, Jotspot (googleが買収(source)), XWiki, projectforumといった製品と共に設置される。

InfoQはXWikiのコアコミッターの1人であるVincent Massol氏(サイト・英語)にXWikiの特徴、プラットフォーム仕様の特性、直面している競合、及びサポートについてお話を伺った。

特徴:

  • XWikiをダウンロードすると、XWikiプラットフォーム上に構築することができる(製品をダウンロードすると変更不可能なwikiが入手できるが、そこにあるほとんどのwikiとは対象的である)。
  • 共同のアプリケーションを開発したり、ほかの実装でコンポーネントにスワップをするために、構築されたブロックすべての再利用を容易にできるよう、コンポーネント指向アーキテクチャに移行する。
  • プラットフォーム仕様の特性:
    XWikiは『正式な』CMSツールのそれとは違う角度からCMSを行う。我々の見方では、非構造化データや能力が全く面倒なく分類でき簡単に情報を追加できることで、人々がwikiを使用したいと思ってくれることである。反対にCMSツールは通常、当初からユーザーが何を求めているか明確な見通しを必要としており、それに応じてその情報を備えたストラクチャを開発する。両タイプのツールは補足用として必要とされているが、XWikiはスタンダードなwikiのように使い始めることができ、ユーザーの情報がストラクチャを必要とする際のツールを提供している。XWikiは適応性があり、wikiとの相互作用がない別のアプリケーションを購入しなければならないことはない。

    XWikiの開発者はスクリプト言語Velocity(サイト・英語) とGroovy(サイト・英語)をうまく利用することができる。XWikiのスクリプティングの特性やデータモデルはいろいろなレベルでWebアプリケーションの開発を考慮している。Java開発者として、XWiki Javaプラグインクラスを開発することによりXWikiを拡張することもできる。これを書いている現在も、XWikiチームはどんなポータルにもJSR 168 PortletのようにXWikiをインストールできるようにするためPortletの一体化に取り組んでいる。

    競合:

    JotSpotのような製品にある主な差別化要因は恐らくXWikiがオープンソースでありエンタープライズ市場をターゲットにしていることだろう。GoogleがJotSpot社を買収したという事実は、その市場に関心がある証拠なので、XWikiにとっては朗報である。
    サポート:
    質問の回答、パッチの送付、XWikiに関する改善点の提案をしている、およそ8-9人のアクティブなコミッターに多くの寄稿者が集まっている。しかしXWikiチームはさらにコミッターを探しておリ、XWikiページやmacros、プラグイン、アプリケーションに入力するようスクリプトの抜粋を寄稿できる寄稿者も探している。我々はコミュニティがもたらすスキンをさらに必要としている。

    2005年以降、XWikiはSummer of Codeプログラム(サイト)を通してGoogleよりサポートを受けている。

    原文はこちらです:http://www.infoq.com/news/2007/06/xwiki

    (原文は2007年6月29日にリリースされました)

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