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Ruby.NET 0.9: .NETとの相互運用の改善、フォームデザイナーのサポートを追加

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MicrosoftのIronRubyと混乱しないで欲しいのだが、Ruby.NETは、.NETプラットフォーム上で動作するRubyの実装である。Ruby.NETプロジェクトは、最近オープンソースのコミュニティ・モデル(サイト・英語)へと移行した。またIronRubyよりも歴史があり、実際のところRubyのパーサを、IronRuby(source)へ提供した。

Ruby.NETの開発は進んでいて、Ruby.NETの0.9がリリースされたばかり(サイト・英語)である。今回リリースされたRuby.NET 0.9のハイライトは以下の通りである。
Ruby.NET 0.9には、前のバージョンの改善点が沢山含まれます。この中には、改善されたRubyと.NETの相互運用性、.NETのサブタイピング、Rubyのブロックを使用した.NETデリゲートの生成、そしてVisual StudioでのWindowsフォームアプリケーションのヴィジュアルデザインのサポートを含みます。我々はまた、沢山のバグを修正し、Ruby on Railsを動かすのにほぼ成功しました。

Rubyの組み込みクラスとモジュールのほとんどは、完全に実装されています。ただしスレッドと継続クラスのみ例外に相当し実装されていません。同様にほとんどのRuby言語の機能は、一部の例外を除いて完全に実装されています。
より完全なRuby標準ライブラリは別として、新しい機能のほとんどは、Rubyと.NET間の相互運用を改善している。.NETのデリゲートをRubyのブロックから生成することによって、Rubyでイベントハンドリングのコードを書く作業がより容易になるに違いない。これは、Ruby.NETがVisual Studioの統合、フォームデザイナーに対するRubyのサポート(サイト・英語)の別の機能を持っていることを意味している。

Visual StudioのGUIビルダーをサポートする事は、.NETベースのRubyツール界ではポピュラーな特徴のようである。SapphireSteel's Ruby in Steel IDE(サイト・英語)は、同様に、最近IronRubyのVisual Form Designerを発表した。また同様に、SapphireSteel's .NET Ruby connector(サイト・英語)を使う事によって、通常のRubyインタプリタ(MRI)からWindow Form GUIを使うのは可能なのである。

原文はこちらです:http://www.infoq.com/news/2007/11/ruby-dot-net-09

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