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ThinはRubyの高速Webサーバ

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現在、Mongrel(サイト・英語)は事実上最適なRubyのWebサーバである(Mongrelの作成者である Zed Shaw氏によるQCon ロンドン 2007でのプレゼンを参照)(参考記事・英語)。しかし、Thin(source)という名で新たな試験的なソリューションが利用可能である。Thinは以下の3つのRubyのWebライブラリを結合する。
  • Mongrelパーサー(source)(Ragel(source)を使用):Mongrelの速度とセキュリティの根源。
  • Event Machine(source):拡張可能なネットワークI/Oプロセスの書き込みを可能にする、簡易型イベント処理Rubyライブラリ。
  • Rack(サイト・英語):RubyおよびRubyフレームワークをサポートするWebサーバ間の最小のインターフェイス。
Marc-Andre Cournoyer氏(サイト・英語)が最近開催されたMontreal on Rails(サイト・英語)において、Thinのプレゼン(source)をおこないThinの強みについて紹介した。

パフォーマンスの向上は、1秒あたりの要求につき最大25%向上し、およそ15%減のメモリ使用率。しかし速度に関してはRailsでかかる時間(ブログ・英語)により、 向上が食い止められる。1月の0.6.1バージョン以来、TCP/IPソケットと同様にUNIXソケットの聴取もサポートしており、ますます高速化してい る。




Marc-Andre Cournoyer氏(source)によるイメージ

すでにThinはほとんどのRuby Web Frameworksをサポートし、それにはRails(サイト・英語)、Merb(サイト・英語)、Camping(source)、Sinatra(サイト・英語)、Ramaze(サイト・英語)、Vintage(サイト・英語)および Swiftiply(サイト・英語)などがある。Thinはプロジェクト開始から3カ月であり、製品がリリースされる前に試す価値はある。

原文はこちらです:http://www.infoq.com/news/2008/02/thin-fast-ruby-webserver

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