Ruby 1.8.xは安定ブランチと称されるが、それでもまだなお開発中である。次バージョンが完成し、Akinori Musha氏によりRuby 1.8.7の最初のプレビューが発表された(source)ところである。Ruby 1.8.7の新機能をざっと見たり(source)、変更点の包括的なリスト(source)を参照することもできる。
新機能を見てみると、Ruby 1.9に導入されたAPIの変更点があるが、Ruby 1.8.7にバックポートされている。
新機能を見てみると、Ruby 1.9に導入されたAPIの変更点があるが、Ruby 1.8.7にバックポートされている。
- Enumerable::Enumeratorは、Ruby 1.9の機能であり、外部イテレーターをRubyに提供する( これらの機能は、Enumerable mixinの内部イテレーターメソッドに追加加して提供される)。Enumerableのメソッドによっては、Ruby 1.9のように振る舞うようにアップデートされている。たとえば、ブロックが指定されていない場合に列挙子を返す。
- Object#tap(参考記事)
- Symbol#to_proc(参考記事)
- Process.exec
- その他
Ruby 1.8.7プレビューをダウンロードする(source)。
複数のRubyバージョンをテストしている人のために、Multirubyを使用して、さまざまなRubyバージョンでRubyアプリケーションをテストすること(参考記事)について報告済みである。
原文はこちらです：http://www.infoq.com/news/2008/04/ruby-1-8-7-Preview