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RubyGems 1.1.0リリース、Rubiniusで動作

RubyGemsの保守管理者であるEric Hodel氏(サイト・英語)が、RubyGems 1.1.0のリリースを発表した(source)。(RubyGemsに関する過去、現在および今後の討論については、InfoQによるRubyConf 2007でのEric Hodel氏とのインタビュー(参考記事・英語)を参照のこと)。
The new features:
  • RubyGemsは、インデックス更新で持続的な接続を使用する。インデックス更新が高速化した。
  • RubyGemsはデフォルトで最新のインデックスから更新のみし、 更新の候補gemを約1/4に削減する(現在の値)。それでも、インデックス更新は高速に実行される。
    • gem list -rはgemの最新バージョンの表示のみで、add --allはすべてのgemを表示する。
  • gem specは、.gemファイルから仕様を抽出する。
  • gem query --installedは、gemの確認の自動化を支援。

変更の完全なリストについては、1.1.0 ChangeLogファイルを参照(source)

最速の更新方法(リリースノートより):
gem update --system   (you might need to be admin/root) 
注意:以前のRubyGems(0.8.5以前)である場合、Eric氏は以下を推奨している。
gem install rubygems-update  (again, might need to be admin/root)
update_rubygems (... here too)
もしくは、単にRubyForgeからRubyGems 1.1.0のリリースをダウンロード(source)するためにフォールバックして、アーカイブをアンパックし、作成済みのディレクトリに行き、以下を実行する。
ruby setup.rb (you may need admin/root privilege) 

同様のニュースとして、Eric氏がEngineYardで採用されたRubiniusチーム(参考記事・英語)の一員であるので、RubiniusがRubyGemsも同様に実行するような取り組みがある。こうした取り組みは、かなりの進歩を遂げている。それを裏付けるように、Michael Klishin氏がRubyGemsを介してRailsをインストールすることは、Rubiniusで動作すると報告し(source)、続いてEric氏はGemsをRubiniusに組み込むことを発表した(source)

Lincoln Stoll氏が最終的にRubyGemsからバグを処理してくれるのを手伝ってくれ、Rubiniusに統合することができた。それをrbxコンパイルやrbx記述のようなサブコマンドrbx gemにすることにした。未だ、RubyGemsで多少の問題点はある。拡張子でgemsをインストールすることである。それは、mkmf.rb がRubiniusでうまく動作しないからである。

またLincoln氏は、RDocでの後方互換性の問題に対するパッチを指摘し、提供してくれた。おかげでRubyGemsもRDocもRubiniusで動作するようになっている。

原文はこちらです:http://www.infoq.com/news/2008/03/rubygems-1dot1-rubinius

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