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Google Tech TalkがJava 7でのNIO.2の概要を紹介

Google Tech Talkのチャンネルは、コミュニティにおいてNIO.2あるいはMore NIOとして知られる、JSR 203で定義されている中心的な機能について議論する、Sun MicrosystemsのAlan Batemanと(source)GoogleのCarl Quinnによる、最近のプレゼンテーションを公開した。Alan Batemanは、JSR 203の(source)仕様リードだ。


NIO.2は、Java 7のリリースに向けて計画されている、一連のI/O機能の強化だ。以下の、JSRに対する主要な強化はすべて、ビデオの中で議論されている。

  • ファイルシステムAPI - java.io.Fileの問題と今後について議論し、複雑なパス、コピーと繰り返しのためのユーティリティ、シンボリックリンクのサポート、通知の仕組み、既存のI/O APIとの互換性、ファイル属性の管理などの例によって、新しいAPIを紹介している。
  • ソケットチャネルAPIの完成 - NIOチャネルにおける、ソケットの管理やマルチキャストサポートの欠如を含む、JSR 51(Java 1.4でのNIO)の実装のいくつかの課題について見直している。これらの課題がどのように解決されているかについての例も提供されている。
  • .非同期I/O - 新しいAPIでのスレッドの記述や完了イベントの管理、そして多くの例として、新しい非同期I/O APIとポーリング・ノンブロッキングI/Oの比較が提供されている。

昨年4月のInfoQでの議論のとおり、JSR 203のEarly Draft Reviewは完了しており(参考記事)、NIO.2のドラフト仕様はダウンロードすることができる(source)。Java 7のスナップショットには、まだNIO.2は含まれていないが、最新のソースコード、javadoc、およびメーリングリストについての情報は、すべてJSR 203のOpenJDKホームページ(サイト・英語)から入手できる。Java 7は、2009年の前半にリリースされる見込みだ。

原文はこちらです:http://www.infoq.com/news/2008/06/more_nio

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