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アジャイル開発のための大学生の教科書

ソフトウェアエンジニアリング専攻の大学生について、もっとも期待外れな、それでいて奇妙につじつまが合っている現代の真実がある。その一つは、ソフトウェア開発は健全なプロとしての態度で実践することを要求されるものであるが、驚くべき数の大学生がそのことに対する理解を身に付けずに退学していくことである。アジャイルソフトウェア開発になると、この問題はより一層悪くなる。もうすぐ出版されるOrit Hazzan氏(リンク)とYael Dubinsky氏(リンク)による大学生向けの教科書は(リンク)、この問題に向き合う第一歩となっている。



そうは言うものの、先進的な考え方をする教授たち (PennsylvaniaのShippensburg University(リンク)のCarol Wellington氏(リンク)、Tom Briggs氏、そして、Dudley Girard氏(リンク)や、New Mexico Highlands UniversityのDave West博士(参考記事・英語)など) や、さらに何人かの教授たち (Jim Shore氏、 Andrew Black氏、そして、Diana Larsen氏(リンク)など) は、大学の学術的内容の中でアジャイル開発の存在を大きくしようとしている。その努力は大いに認められて評価されるに値する。しかし、現実にはこれらの努力はまだ最先端にあり、共通の場所からはほど遠いものである。

 Hazzan氏(リンク)とDubinsky氏(リンク)は、Israel Institute for Technologyの教授で、アジャイルに関する教科書を出版することによって、この状況を改善する大きな一歩を踏み出した。この教科書は、大学教育だけをターゲットにしている。彼らの本、アジャイルソフトウェアエンジニアリング (コンピュータサイエンス専攻の大学生のためのトピック) (リンク)は、2008年9月5日に発売されることが決まっている。


Amazonの商品説明によると、
この簡潔で分かりやすい教科書は、ソフトウェア開発のアジャイルアプローチを使いながらソフトウェアエンジニアリングの重要な点を示しています。- それは、ソフトウェアプロジェクト管理のための主流のパラダイムのひとつで、さらに広範囲に適用されるものです。

 世界的な原則は詳細なプラクティスで示され、アジャイルソフトウェア開発方式の重要な要素を包括的に理解しながら、読者は簡単に実行することができます。著者たちは、このユニークな本の中で、ソフトウェア開発プロセスの技術的、社会的、認識的、そして 経営上の側面について強調し、まとめています。それらは、新たに更新されるソフトウェアエンジニアリング方式のコースに基づいています。

また、この商品説明によると以下のトピックも含む。
  • アジャイルソフトウェア開発環境を使って、期日通りに予算内でソフトウェアプロジェクトを完了することについて議論する。
  • アジャイルソフトウェア開発環境で顧客やその他の役割を検討する。
  • ソフトウェア開発プロセスを制御して監視する方法を考察する。
  • 組織レベルのアジリティの影響を調査する。
  • 経営者の視点からソフトウェア開発プロセスと環境を検討する。
  • 各トピックのより広い背景をソフトウェアエンジニアリングへと強調する。

このような本を出版するHazzan氏とDubinsky氏による第一歩は、最初に手本となる注目すべき成果であり、この例が来たるべき流行の始まりとなることが望まれているのかもしれない。

原文はこちらです:http://www.infoq.com/news/2008/07/undergrad-agile-text

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