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MicrosoftがマルチタッチをWindowsに実現

今年のPDCで、MicrosoftはSurface SDKを公式に発表することを計画している。これは、マルチタッチテクノロジーをWindowsオペレーティングシステムへ実現するための次のステップとして見られている。CNETのIna Fried氏によると、Microsoftは消費者市場をオペレーティングシステムに再び集中させるための試みとして、Windows 7にマルチタッチ(リンク)を統合する。

1. マルチタッチはユビキタスである。すべてのWindowsマシンがそうだという意味ではない。Appleが自社のコンピュータで同様の機能を装備し、Windows 7の出荷日よりも早期であることを期待する。

2. Windows 7に先行する数多くのマシンが出てくる可能性がある。このことによって、PCメーカーがVistaマシンにさえタッチスクリーンを組み込むよう促されることを期待する。そうすれば、「7に耐えられる」ことができる。タッチは多くの形で提供される。身ぶりを感知するタッチでは、すでにラップトップのタッチパッドが費用効率が高いことが判明しており、フルスクリーンタッチ以外にも、他に身ぶり認識アプローチが現れる。

3. ユーザインターフェイスは、Microsoftの長期的な目標である、OSを重要にするという点において主なセールスポイントである。 WindowsはAppleの攻撃にさらされているだけではない。 ブラウザベースのアプリケーションであろうが、Webオペレーティングシステムであろうが、OSの関係を薄弱にさせる勢力による攻撃の対象にある。

一歩先んじたスタートを希望しているデベロッパは、PDCでのプレゼン(リンク)に出席することが望ましい。

このセッションでは、新たに利用可能なMicrosoft Surface SDKの紹介がある。Microsoft Surfaceコンピューティングの特異な属性については、ScatterViewのようなビジョンベースのオブジェクト認証およびコアコントロールを探究し、Surface SDKがWindows 7やWPFのマルチタッチデベロッパロードマップとどのように協調するのかを学ぶ。その他に、拡大しているMicrosoft Surfaceのパートナーエコシステムの一部になる方法を学び、WPFおよびVisual Studioへの既存の投資を活用して、魅力のあるエンドユーザアプリケーションをビルドする。このセッションの出席者は、Microsoft Surface SDKへアクセスすることができる。

MicrosoftのISV Developer CommunityのJared Bienz氏(リンク)は、SDKがすべての出席者が獲得する一般的なパッケージの一部になると考えている。 しかしながら、その発表における言い回しが、制限つきであることを示唆している。 Ina Fried氏による別の記事では、MicrosoftがSDKの上限を1200コピーにした(リンク)ことを述べている。

 

原文はこちらです:http://www.infoq.com/news/2008/10/Surface-SDK

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