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SpringSourceの変更にコミュニティが反応、Rod Johnson最高経営責任者が説明

オープンソースの人気フレームワークSpring Application Frameworkを支援する企業SpringSourceは先週後半になって、新しいメンテナンスポリシー(リンク)を発表した。
…サブスクリプションで利用可能になっているSpringSource Enterpriseを使用中のお客様は、新規のメジャーバージョンが一般に入手可能になってから3年間、メンテナンスリリースを受け取ることになります。対象のお客様は定期的なメンテナンスリリースに加えて、バグやセキュリティ脆弱性、有用性問題に対処する現行の迅速なパッチも受け取れるので、SpringSource Enterpriseは本番システム向けのベストオプションとなります。

Springの新しいメジャーバージョンがリリースされると、コミュニティ・メンテナンスアップデートが3ヵ月間発行され、初期の安定性問題に対処します。SpringSource Enterpriseのお客様は、その後のメンテナンスリリースをご利用頂けます。バグ・フィックスはオープンソース開発トランクの中にたたみ込まれ、Springが次にメジャー・コミュニティリリースされる際に利用可能になるでしょう…。

この発表により、大論議(リンク)が巻き起こった。Daniel Gredler氏は、今後もパブリック・ソースツリーにフィックスが提供されるので、開発者は引き続きソースから独自のリリースを構築できる、と推測する(リンク)。この件については、SpringSourceのMark Brewer氏によるコメント回答で確認がとれている。そこでInfoQでは、新しいポリシーを以下のように要約した。

  • Springのソースツリーはパブリックかつオープンであることに変更はない。
  • SpringSourceは今後も、メジャーリリースならびにポイントリリースの必要に応じて、オフィシャルビルドを作成する。
  • Enterpriseの顧客は、そうしたビルドすべてにアクセス可能になる。
  • オープンソースのユーザーは、メジャーリリース直後の3ヵ月間、そうしたビルドにアクセス可能になる。
  • コミュニティはビルドを作成できるが、SpringSourceの正式サポートはない。

その後InfoQは、新しいメンテナンスポリシーと、InfoQによるポリシーの要約について、SpringSource?のRod Johnson氏にコメントを求めた。

現在、本番環境で使用されるSpringのリリースがますます増えているので、SpringSourceがすべてのリリースに対して、無料かつ最高品質のメンテナンスを提供することは不可能です(誰がやっても不可能です)。 

SpringSourceが制定したポリシーは、最新のソースコードへアクセスが必要なオープンソースコミュニティのニーズを満たすと同時に、最新リリースにアップグレードするというオープンソースの典型的な慣行に従うことができないか、もしくは従う意志がないため、Springの旧バージョンのサポートを必要とする保守的な企業顧客のニーズも満たすものです。

このポリシーはオープンソースの正当性を信じる技術者に影響を与えるものではありません。SpringSourceの従業員が賃金をもらって開発するソースコードに、技術者は今後もアクセスできます。影響を受けるのは、ソースコードに近寄る意志を持たないか、最新版に更新したくない人たちだけです。リスク許容度に限界がある組織にとっては、開発元による3年間のメンテナンスと年中無休(24 x 7)のサポートは、SpringSource Enterprise購入を選択する説得力のある理由になります。

SpringSourceでは、オープンソースに貢献していることをとても誇りに思っています。これはSpringに限ったことではありません。私たちはApache HTTPD WebサーバのTomcatに多大な貢献をしていますし、他のプロジェクト多数にも関与しています。エンタープライズJavaの分野では最も有能な技術者を大勢雇用し、以前は多数が貢献できなかったオープンソースへの寄与を可能にしています。

Springの最近の発表に興味を抱いている読者は、Spring Core開発とコミッターに関するPeter Mularien氏(リンク)の最近の分析をご覧になってはいかがだろう。

原文はこちらです:http://www.infoq.com/news/2008/09/springsource-maintenance

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