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国防総省のNet-CentricityへのRESTfulアプローチの検討

最近の記事においてTieu Luu氏は、例としてNet-Centric Data Strategy (NCDS)(PDF)と呼ばれる国防総省のプロジェクトを使用し、RESTアーキテクチャスタイル(リンク)を論証している。NCDSの中心となる目的は、REST(リンク)の4つの 基本原則、viz、 統一インターフェイス 、自己記述メッセージ、アドレス可能リソースおよびアプリケーション状態のエンジンとしてのハイパーメディアによってより自然にサポートされることだと主 張している。

2003年、国防総省はNet-Centric Data Strategyと呼ばれるエンタープライズレベルのデータ戦略を設置した。それは、かなり良く定義された一連の基本的な目標がある。これらの目標には、 エンタープライズ内でデータを共用し使用する際に、World Wide Webと共通した特徴がある。作成者はこのイニシアチブのこれらの4つの目標を選択し、それぞれのポイントを説明している。

  1. データの可視化。これは、データのすべてのコンシューマーが、そのデータの存在が分かることを意味する。
  2. データのアクセス可能化。これは、そのコンシューマーがデータにアクセスするための、適切な権限があることを意味する。
  3. データの理解可能可。基本的にこれは、自己記述にすることを意味する。
  4. 予期せぬユーザのサポート。原則として、これはWorld Wide Webと同様に、ユーザ数に制限がないことを意味する。

作成者は、RESTの原則およびNCDSの目標間の既存の自然な相乗効果を詳述している。たとえば、統一インターフェイスのRESTの原則が、どのように データのアクセス可能性およびNCDSの予期せぬユーザ機能を自然にサポートするのかを説明している。これらのNCDSの4つの目標の範囲を、上記の4つ の基本原則によって要約している。

REST原則

Net-Centric Data Strategyとの調整

統一インターフェイス

· 同様の統一インターフェイスを公開しているすべてのリソースは、データへのユビキタスなアクセスを可能にする。

· 同一の統一インターフェイスを通じてリソースにアクセスするので、すべてのユーザをサポートする。

自己記述メッセージ

· 標準の表記形式や記述メタデータを使うことで、幅広いオーディエンスにデータが理解される。

アドレス可能リソース

· すべてのリソースやデータにはアドレス可能なURIがあるので、ディスカバー可能にし、それゆえその可視性がアップする。

· URIは、リソースをディスカバー可能にするだけでなく、アクセス可能にする。

· こうしたURIは、リンクされる情報がコンテキストを提供して、理解可能性を増加させる。

アプリケーション状態のエンジンとしてのハイパーメディア

· 「連結性」という原則は、リソースに他の関連リソースへのリンクがあることが必要で、それぞれ他の表記を通じで関連リソースがディスカバーできる。

· リソースのこの連結性は、理解可能性を増幅させるためにコンテキストを提供する情報のネットワークをもたらす。

また作成者は、たとえばアプリケーション間の統合のシナリオなどにおいてSOAPやWS-*がより効果的になる、国防総省のこうしたシナリオを受け入れて いる。RESTをより良いアプローチとして位置づけておらず、単に特定のシナリオにおいてメリットを提供することができる代替として位置づけていることを 主張している。最後に、自身の希望を述べている。自分の記事によって、国防総省がRESTを使うことを決めるようになってもらいたい(リンク)

InfoQは、RESTアーキテクチャスタイルやRESTに関する進行中の議論を取り上げた、一連の記事、ニュースおよびプレゼン(参考記事・リンク)を公表している。

 

原文はこちらです:http://www.infoq.com/news/2009/02/Net-Centricity-DoD

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