VMwareは、そのView Clientソフトウェアをオープンソースにした。それは、LinuxクライアントからリモートWindowsデスクトップへの接続がVMware View(リンク)で管理できるようにする。VMwareは、Windows XPまたはLinux以外のOSを使用して、x86以外のデバイスのクライアントを開発するパートナーを必要としている。
正式にはVirtual Desktop Infrastructure (VDI)と呼ばれるVMware Viewは、データセンター内にあるView Managerで管理されるWindows仮想デスクトップを企業がホストできるようにする。さまざまなデバイスで実行されるシンクライアントに対し、どのロケーションからも利用できるようにする。クライアントをオープンソースにすることで、VMwareはパートナー企業が特定デバイスのクライアントの調 整プロセスを高速化可能にする。
仮想デスクトップ市場は、Gartnerレポートを引き合いに出す構えであると考えている。
- Gartnerは、2013年までにおよそ5000万のホスト仮想デスクトップのユーザライセンスが購入されると予想している。
- シンクライアント端末は、ホストされた仮想デスクトップの配置で、ユーザデバイスの約40%を占める。
GNU Lesser General Public License version 2.1(リンク)(LGPL v 2.1)のもと、View Open ClientはGoogle Codeでリリース(リンク)されている。「VMware View Open Clientに対するサポートは、この(Google Code)コミュニティによってのみ提供される。VMware, Inc.によるサポートは提供されない」ことを付け加えている。
View Open Clientは、シンクライアントデバイス向けに最適化されており、VMwareはパートナーに「x86以外のプラットフォームまたはWindows XP/eやLinux以外のOSの開発」を奨励する一方で、Win XPやLinuxのクライアントを使用することに関心がある人に、大消費市場向けのView Clientを使用するようアドバイスをしている。
View Open Clientは128MBのRAM搭載のi586プロセッサで実行する。SUSE Linux Enterprise Thin Client (SLETC)およびDebian 4.0で十分にテストされているが、Linuxでも実行するはずである。
原文はこちらです:http://www.infoq.com/news/2009/02/VMware-View-Open-Client