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Visual Studio 2008 Extensions for SharePoint 1.3 CTP のリリース

Microsoft は Visual Studio 2008 extensions for Windows SharePoint Services 3.0 の新バージョン 1.3 のコミュニティ・テクノロジ・プレビュー版をリリースした (リンク)。本リリースは VSeWSS v1.2 を基にしており、大幅に改良された SharePoint 開発ツール(参考記事)と共に Visual Studio 2010 がリリースされるまでの間、追加的な改善を提供するものである。SeWSS 1.3 の最終リリースは "北米の2009年春" に予定されている。

VSeWSS v1.3 には SharePoint 開発者たちがずっと待ち望み続けている様々な機能が含まれる。

  •  SharePoint x64 を実行している x64 サーバ OS マシンにインストール可能。これまでは x86 サーバ OS のみ利用可能であった。
  • コマンドラインによるビルド, パッケージおよび取り消しコマンドが含まれ、継続的な統合およびビルドサーバが実現可能となる。これまでは SharePoint プロジェクトのコマンドラインによるビルドは非常に困難であった。
  • パッケージ、展開および取り消し用に別々のビルドコマンドが追加される。
  • リファクタリングによる Web パーツのリネームのサポート。これまでは Web パーツをリネームするためにプロジェクト内のファイルをいくつか編集する必要があった。
  • フィーチャ要素の削除、フィーチャのマージおよびフィーチャへのイベントレシーバの追加における整合性に関する WSP ビューの改善。
  • Solution Generator で発行処理に対応したサイトからソリューションが作成可能となる。これまでは通常サイトのみ生成可能であった。
  • Web パーツの部分信頼バイナリの展開が可能となる。CAS の設定は開発者によって提供されなければならない。
  • SharePoint RootFiles アイテム用の新しいプロジェクトアイテムテンプレート。
  • 再展開を行う前に開発サーバ上で存在している衝突するフィーチャを任意に削除する。これまではどのようなフィーチャ名の衝突もエラーとなっていた。
  • ビジネスロジック用途等の補助的なアセンブリを SharePoint ソリューション WSP に追加可能となる。
  • サイト定義プロジェクトに関する非表示のフィーチャが WSP ビューに表示されるようになる。それらはもう非表示ではない。

VSeWSS 1.3 CTP は Microsoft Connect ポータルにおいて(リンク)インストール用のファイルをダウンロードでき(リンク)、また開発チームに直接フィードバックすることができる。v1.3 に取り込まれた機能の大部分はコミュニティからのフィードバックによるものであり、Paul Andrew氏 (SharePoint のプロダクトマネージャ) は今後30日間に寄せられたフィードバックがさらに本リリースに影響を与える可能性があると述べている (リンク)

原文はこちらです:http://www.infoq.com/news/2009/01/vsewss-ctp

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