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Web、ブラウザおよびAtomPub

原文(投稿日:2009/4/29)へのリンク

Joe Gregorio氏による、ブラウザがAtompubプロトコルの導入(リンク)を弱体化させている理由という投稿記事(リンク)に対して、Sean McGrath氏(リンク)はWebアプリケーションの構成要素に対する概念の変化について、興味深い見解を示した。

ある段階で「構造化されたコンテンツ+スタイルシート=動的にレンダリングされたページ」という公式が崩壊した。Javascriptは、そのTuring Completeの腕力を曲げ始めた。そして現在、われわれは完全に異なるWeb「ページ」の概念を見つめている。

氏によると、Web 2.0時代におけるアプリケーションの展望は変化している。ますますHTMLは、Webを経由してブラウザに提供される「アプリケーション」へのホストになっている。

…なぜならばHTML […] は、JavaScriptペイロードを可能にするからである。しかしわたしのページの99%がJavaScriptであり、1%がコンテンツの宣言型マークアップである場合、コンテンツまたはプログラムを分配しているのか?

もはやWebでコンテンツが自由に利用可能ではなく、われわれがそれを知っているようにWebコンテンツへのアクセスを抽象化する「プログラム」に取って代わるのみになる危険性を警告している。AtomPubがたいして導入されていない理由について、氏は以下のように考える。

ヒストリーが記述されると、Webの視覚の性質がないと、ITサブストレートとして起動できなかったと示すのだと思う。

Hugh Winkler氏のREST仮説(リンク)に言及し、その中でHugh氏はビジュアルWebと「Atomアプリケーション」の基本的な相違は以下の点であることを述べている。

…. 真のブラウザとHTML Webにあり、RESTfulシステムにないものは、ユーザエージェントである。ブラウザの前の人間である。「作成者名」と「タイトル」の意味を読みと り、理解し、脳に格納されている個人的なデータベースに対するクエリを使用することで、HTMLに記入するインテリジェンスである。[また、副産物とし て] 独自のインターフェイスの提示に着手する。

Joe Gregorio氏の投稿記事(リンク)に対するPaul Fremantle氏(リンク)の記事は、インターネットをAnglican Church(リンク)に例えている。そして、インターネットには多様なアプリケーションやプロトコルがあり、その内のAtomPubは、別のプレイヤーである。

[…そして]インターネットの市場占有率が少なくとも、成功である。インターネットを乗っ取りそうなプロトコルはなく、同じことをするために、つねにさまざまな多くのアプローチがある。それが、インターネットの性質である。

本当にAtomPubは、誤りなのか?関連記事は、ここ(参考記事)(リンク)(リンク)で参照できる。

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