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オピニオン:Scrum Allianceは閉鎖的な組織を改善できるだろうか?

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原文(投稿日:2009/5/21)へのリンク

2009年4月、Scrum AllianceはScrum User Groupsに対し、ライセンス同意書に対してサインを求めた。オーランドスクラムユーザグループは、それを受け、活動を停止しようとした。その後Scrum Allianceはすぐに態度を改め、問題を解決した。

Scrum Allianceの担当責任者であるJim Cundiff氏は、この出来事によっていくつかの変更があったことを説明した。第一には、Scrum Allianceは影響のあったユーザーグループへ連絡し、元々のライセンス同意書へサインをしないことを求めた。Scrum Allianceは、Scrum Allianceのロゴをおのおののグループでカスタマイズし、利用する場合のガイドラインのドラフト版を作成した。加えて、Jim氏はCory Foy氏をコミュニティーの連絡係とした。「Cory氏にコミュニティーのリーダとの連携を築くこと、そしてコミュニティーのイベントやユーザグループとの間の窓口として活躍する仕事をお願いした」と語った。

Cory氏はScrum Communityメーリングリストを設立した理由について書き始めた。その理由とは

Scrumで起きた出来事を整理する等、議論するためです。そしてScrum開発メーリングリストへコミュニティーの方々を招待する前に、コミュニティー同士がお互いにアイディアをぶつけ合う、最初の場所として用意しました。

このメーリングリストは排他的にするつもりはありません。 - もし参加したいのなら、ぜひとも私に知らせてください。メーリングリストへ登録させていただきます。私たちから直接案内することがあれば、他にそういう場所がないのでこのメーリングリストを通じて行います。また、公開メーリングリストへ投稿すべきでない、特別な理由がなければ、同時に双方のメーリングリストに投稿します。

続けてこう話した。

最後に、既に電話やメールを通じていくつかのコミュニティーと接触を始めました。コミュニティーに対して私たちが始めたことにワクワクしています。共に成長していることがとても面白いのです。しかし、Scrum Allianceが参加をしなかったり、距離を置いてきたなど(これらはアジャイルコミュニティーに対して長い間、十分でなかった)、悪い血が出きっていないことを私は認識しています。Jim氏やHoward氏、そして私自身とScrum Alliance全体はこういった関係を築き、コミュニティーの声を聞くことに合意しています。なので、もし私たちに改善できる点があるのであれば、ぜひここに投稿するか、私に直接連絡してください。

これには私は疑問を抱いた。Scrum Allianceは本当に変わるのか?JimやCoryのように彼らは本当に開かれることを暗示しているのか?個人的にはこうなれば好転したと言える。

  1. Scrum Allianceが私たちが教わったアジャイルの原則を保ったままより透過的になる。
  2. Scrum Alianceが新しいアイディアを公に議論する;質問をなげかけ、フィードバックに耳を傾ける;そしてフィードバックを元に適切に変更をしていく。

コミュニケーションの改善をはじめるにあたって、私は下記を願う。

  1. 費用がどのように使われているのかの、(高い視点からの)説明。
  2. Scrum AllianceからのCSM(Certified Scrum Master:認定スクラムマスタ)/CSP(Certified Scrum Product Owner:認定スクラムプロダクトオーナ)からどのように私たちは価値を得るのか。言い換えれば、支払った金額でどのような価値を得られるのかについての説明。
  3. なぜCSC(Certified Scrum Coach:認定スクラムコーチ)になるべきかの説明。私は認定を助けるチームの一人であるが、得たものにどんな価値であるのか、説明することができなかった。

このScrum Allianceの挑戦は、「この出来事の後に起きたScrum Allianceの変化への意思」である。私は慎重に、かつ楽観的にできると考えている。

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