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GWTの総まとめ:ロードマップと関連プロジェクト

原文(投稿日:2010/04/09)へのリンク

現在開発中のGWTプロジェクトには、データ保存するウィジェット 、折り畳みパネル、ロギング、フォームバリデーション、サウンドそしてグラフィックスがある。最近アップデートされたGWT関連のプロジェクトには、Smart GWT, GWT Designer, Gilead, そして Raphael GWTがある。

GWTの最新 バージョン は、2.0.3で、今年の2月にリリースされた。これは、2009年の12月にリリースされたGWT 2.0 に対して、新しいフィーチャは何も加えない、バグ修正版である。2.0については、12月にInfoQが概説したGWT/Wiki に、 Googleが現在開発中のプロジェクトが並んでいる。将来リリースされる主なフィーチャが、John LaBanca氏によって GWT Contributorsリストにまとめられている:

GWT 2.1

PagingScrollTable FastTree - 我々は,今、ツリーやテーブル用のAPIを含んだ GWT 2.1用のデータ保存ウィジェットの新しいセットを開発中である。我々は、これらのインキュベーター段階のウィジェットで学んだ教訓を踏まえるが、新しいデータ保存ウィジェットのAPIは、現在のAPIから著しく進化したものになる。データ保存ウィジェットがGWTのトランクに加えられたら、 PagingScrollTable と FastTreeの開発は、やめる。

ロケールの選択 - ロケールの選択-サーバ上でロケールを選択できると、起動の際、サーバへのアクセスが1往復少なくなり、実行時のロケール選択が効果的になる。このライブラリは、GWT 2.1に含まれる。

GWT 2.2

折り畳みパネル - このウィジェットは、おそらく SplitLayoutPanelのように DockingLayoutPanelのサブクラスになる。

SliderBarProgressBar- この2つの ウィジェットは、パフォーマンスと密接に関係しているグローバルタイマを使う必要がある。もしリサイズ タイマ無しで、これらを実装できたら、 GWT 2.2に含める予定である。もしできなければ、この開発は中断する。

ロギング - 時間が許せば、ロギングAPIは、 GWT 2.1に入るかもしれない。

フォームバリデーション - GWT 2.2に フォームバリデーションAPIを入れられるように更に吟味する

インキュベーション段階のプロジェクト:

SoundResource - SoundResourceは、アプリケーションにサウンドが持てる期待のAPIであるが、それを含めるころには、広く普及しているはずの HTML 5のフィーチャを待つ方が得策である。我々は、 SoundResourceを gwt-voicesプロジェクトに移したいと考えている: http://code.google.com/p/gwt-voices/

Graphics - グラフィックスライブラリは、 Canvas や VMLの上で動く単一で、プラットフォーム独立なAPIを提供する。ライブラリは、 GWT trunkに入れられる状態ではないが、このプロジェクトは、続ける価値がある。

HtmlDecorators - ウィジェットに任意にデコレーションを加えられるように、このプロジェクは、引き続き開発する。

GWTエコシステムで開発されている他のオープンソース、あるいは、商用プロジェクトには:

Smart GWT

Smart GWT フレームワークは、クライアントで走るウィジェットを機能強化するが、データは、サーバ側で保存する、そして SmartClient上に作られる。主なフィーチャには:

  • Flash, ActiveX, Applets そして SVGのサポート。これらは、Smart GWTウィジェットとして走る
  • ListGridセルにウィジェットを埋め込めるようにする
  • 3ステートのCheckbox TreeGrid をサポート
  • GWT 2.0.3 との連携

GWT Designer

GWT Designerは、ビジュアルなビルダで、Javaコードを生成し、後でGWTとコンパイルしJavaScriptに変換する。最新バージョンは、7.3で GWT 2.xで動き、 Development Mode, Layout Panel そして 最新の ウィジェット, HTML, Label そしてHyperlinkをサポートしている。

Gilead

Gileadにより、 Hibernateを介してGWTオブジェクトを保存できる:

永続性エンティティは、苦労も例外も無く、JVMの外部に送れるようにクローンできる。サーバに保存する時にマージすることもできるので、マージされたインスタンスは、標準的な分離したエンティティとして再利用できる。

Raphael GWT

Raphael GWTは、HTML5 のcanvas 要素を使わないで、ブラウザにベクタグラフィックスを描画できるJavaScript ライブラリであるRaphael用のアダプタである。Raphael は、Firefox 3.0+, Safari 3.0+, Opera 9.5+ と Internet Explorer 6.0+で動く。

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