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マイクロソフトは、PST閲覧ツールとファイルフォーマットSDKを公開した。

原文(投稿日:2010/05/26)へのリンク

3ヶ月前、マイクロソフトは、開発者にサーバーやデスクトップアプリケーションで、OutlookをインストールせずにPSTコンテンツを作成することを認め、Outlook PST仕様書をリリースした。マイクロソフトは5月24日、アプリケーションの開発をより容易にするPSTデータ構造閲覧ツールPSTファイルフォーマットSDK2つの新しいオープンソースプロジェクトを発表した

開発者はOutlook 2007以降、Outlook Object Modelを通じてMessaging API(MAPI)を経由してPSTファイルのコンテンツに対して、アクセスすることができた。 2010年2月、マイクロソフトは他の文書処理システムとの相互運用性を助ける試みとして、完全なOutlook PSTファイルフォーマット構造仕様書を公開した。(詳細はすでにInfoQに存在している。) 最近リリースしたPSTデータ構造閲覧ツールPSTファイルフォーマットSDKは、PSTファイルの内部の詳細がなくても、PSTを作成するアプリケーションを開発する起点として提案している。

PSTデータ構造ビューアツールは、MFC/C++のグラフィカルツールであり、開発者はPSTファイルの内部データ構成を理解するために使用することができる。PSTファイルフォーマットSDKは、クロスプラットフォームのC++ライブラリで、PSTファイルに登録されているすべてのアイテムに読み込みアクセス機能を提供する。マイクロソフトは、近い将来に書き込み機能を提供することを約束している。

マイクロソフトは、様々なドキュメントシステムとそれらが持つ大量のアーカイブされたPSTデータの相互運用性に対して、PSTがクライアントの相互運用性に対して助けになると説明している。現在、彼らは様々な方法でPSTデータを抽出して、処理して検索できるようになっている。

どちらもプロジェクトもApacheライセンス下で公開されている。

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