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Visual Studio 2010 ユーザインタフェースの大幅なアップグレード

原文(投稿日:2010/06/08)へのリンク

Visual Studio のユーザインターフェースが Visual Studio 2010 Pro Power Tools アドインによって大幅にアップグレードされる。ようやく修正された Add References(参照の追加) ダイアログに加えて,彼らが "Document Well 2010 Plus" と呼んでいるものが主要な変更点だ。これによって,ドキュメントペインでのタブ(Tab) の扱い方が大きく変わる。

新しい Add References ダイアログは,オリジナルとはまったく違うものだ。初期状態でも以前よりずっと大きく,アセンブリ名称全体が十分に表示できる。参照済のアセンブリはチェックマークで示され,サイドバーには選択されている DLL の詳細な情報が表示される。

アセンブリリストをキャッシュすることにより,ダイアログは瞬時にオープンするようになった。インストールに30秒とかからないことを考えれば,これだけでもアップグレードの価値は十分にある。応答性に優れた検索機能も合わせて,すべての人々の期待に応えられるダイアログになっている。

ドキュメントタブに関しては,非常に多くの拡張が行われている。設定画面から見ていくのが最もよい方法だろう。

ご覧のとおり,カスタマイズ可能な項目はとても多い。大規模なソリューションを扱う場合には,プロジェクトごとにカラーコードされたタブが大きな改良点となる。プロジェクトによるタブのグループ化や,ドキュメントウィンドウを “ピン留め” して即座に戻ることができる機能も便利だ。

タブを最上部に横並びではなく,垂直に整列させるオプションもある。縦方向のスクリーンスペースには制限があるが,横方向には余裕のあるワイドスクリーンのラップトップPCなどにはとても便利だ。非常にたくさんのドキュメントを一度に使って作業したい場合にもよいだろう。

その他の拡張には次のようなものがある。

  • Ctrl + クリックによる定義へのジャンプ – コンテキストメニューによる操作と同じ機能
  • 混在タブの訂正 – タブコードとスペースの混在するファイルの修正を促す
  • HTML コピー – HTML フォーマット付きのコードコピー機能
  • 代入文の整列 – 代入演算子(=)上で行を整列する
  • 行の上/下移動コマンド – alt+上/下キーによって,現在行のコードを1行上または下に移動する。最初に行全体を選択する必要はない。

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