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eXoがポータル プラットフォームのバージョン3にソーシャル フィーチャを追加

原文(投稿日:2010/09/24)へのリンク

eXo プラットフォームは、2002年にポータル製品としてスタートしたが、Javaベースのエンタプライズ コンテンツ管理、コラボ、ソーシャル、そしてポータル ツールに成長した。彼らの最初の顧客は、米国防総省 だった、そして、公共機関は、今も会社にとって重要なマーケット である。他の主要なマーケット セグメントには、金融サービス、保険会社、そして電気通信会社がある。

製品は、4つのサービスからできている:

  • eXo Core Services- Webアプリケーションの開発とデプロイ用のRESTベースのサービス セット。
  • eXo Social - Google Gadgets とopenSocialを使って、エンタプライズにおけるソーシャル ネットワークを実装するためのソリューション。
  • eXo Collaboration - コラボレーション ソフトウェア(ブログ、インスタント メッセージ、メッセージ ボードなど)。
  • eXo Knowledge - ナレッジ アプリケーション(FAQ、フォーラムなど)。

これらのモジュールは、Affero General Public License バージョン 3のもとで、ライセンスされたオープンソース コミュニティ プロジェクトとして、個別にダウンロードできる。eXo Platform 3製品自身は、商用パッケージで、これらのオープンソース プロジェクトをコンポーネントとしてまとめたもので、IDEサポートなどいくつか他の重要なコンポーネントも含んでいる。

eXoは、バージョン3の重要な部分として、3つ挙げた:

  • 活動の流れを示すソーシャルなイントラネット フィーチャ。しかし、新しいファイルをドキュメント リポジトリにアップロードするようなビジネス活動に関するものである。
  • Javaベースの CMIS準拠のドキュメント リポジトリ。イントラネット、エクストラネット、そしてインターネットで共有される。
  • 短時間でREST APIを作れ、直ちにそれらを公開できるツール。

今では、このプラットフォームは、 eXoとJBoss Portalプロジェクトを一緒にしてできたGateIn ポータル フレームワークをベースにしている。eXoのCEOである Benjamin Mestrallet氏は、我々に次のように言った。

我々は、Red HatとGateInを開発しており、これは、 Red Hatの JBoss Enterprise Portal Platformと我々の eXo Platform 3.0の基礎となっています。GateInチームは、3月にGateIn 3.0 をリリースしました-これは、両プロジェクトが合併した後の最初のメジャ- リリースです。

GateIn 3.0は、改善されたLDAP統合、シングル サインオン、そしてアクセス制御のフィーチャを提供しています。我々は、eXo Platform 3.0の中で、これらを利用しています。簡単に将来リリースされるバージョンにアップグレードできる、強力な拡張メカニズムを持っています。多くのポータル フレームワークと違って、GateInは、スケーラブルなコンテンツ リポジトリ モデルをベースにしているので、開発者に高度な能力を提供できます。

両方の製品を統合する決定と製品の進化の仕方は、顧客からの要求からであることを説明した。

[顧客は]典型的な企業ポータルが提供できるもの以上のことを望んでいます。その要望が大きいので、次のような機能を我々が作り上げるのを助けるために、彼らはR&Dに投資しました、コラボ(eメール、カレンダー、チャット)、コンテンツ(ドキュメント管理、webコンテンツ管理、ワークフロー)、ナレッジ管理(フォーラム、回答、FAQ)、そして、ソーシャル(活動の流れ、強化されたプロファイル、4ワークスペース、ソーシャル グラフ/ネットワーク)。

JBossと一緒に開発して、GateInを作ったお陰で、両者のポータル製品の最もいい所を組み合わせることができました。この新しいフレームワークは、eXoが提供する拡張された機能のための基盤の役目をします。GateInによって、企業ポータルに必要な信頼性とセキュリティと共に、完全なユーザ・エクスペリエンスのプラットフォームを提供できます。

(統合の決定は)大成功です。我々の側では、Julien Viet 氏が開発をリードしていますが、彼は、元々、JBoss ポータル プロジェクトを始めたので、 JBossには多くの知り合いがおり、太いパイプを持ってます。我々のパートナーシップの範囲も拡大しており、6月のJBoss World で、Red Hatは、 JBoss Enterprise Portal Platform Site Publisherの技術プレビューと、コンテンツ、コラボ、ナレッジ、そしてソーシャル用のeXoのモジュールによって強力になった、新しいコンテンツ管理パッケージを紹介しました。

回り回って、このことは、CMSとソーシャルのフィーチャを統合する、という拡大傾向を反映しており、今年は、 IBM, Liferay そして eXoが皆この方向への移行をアナウンスしている。Mestrallet氏によると

ポータル構築機能は、アプリケーションにとって、今なお重要ですが、ビジネス ニーズは、スタンドアローンのポータル フレームワークが提供できる域を既に超えています。昨年、我々は、eXoポータルをJBossポータルと統合したときに、この方向に移行しました;だから今日、ここにいるのだ、と言いたいですね。

eXo Platformは、Javaのあらゆる革新的技術の上に作り上げられているので、RESTベースのモダンなアプリケーション開発プラットフォームを提供することができ、それと共に、迅速なwebサイト開発、コンテンツ管理、ユーザ管理、そして、モダンなガジェット ベースの開発とデプロイに必要な一般的なサービス セットを提供しています。これら全てが、Javaの開発者が慣れている強力で、一貫した、モジュール化されたフレームワークの形で提供されます。-そしてGateInによって提供されるポータル機能を活用できます。

eXo Platform 3.0 の30日間のお試し版がダウンロードできる。

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