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グラフデータベースNeo4jがライセンス形態をアップデートし、使い勝手を改善した

原文(投稿日:2011/04/28)へのリンク

Neo Technology はグラフスタイルのデータベースである Neo4jのバージョン1.3 GA (General Availability) をリリースした。

この新バージョンを開発する上で、Neo4jチームは2つの目標を念頭に置いていた。一つはライセンスの変更である。Neo4jの CommunityバージョンはGNU General Public License (GPLv3)の 下で現在ライセンスされている。Advanced と Enterprise 版はGNU Affero General Public License (AGPLv3) あるいは有償のライセンスの下で入手できる。 Neo Technologyの Chief Scientist である Jim Webber 氏は新ライセンスになると、コミュニティ版に自由にアクセスできるようになる。

我々はグラフは驚くほど多くの計算ドメインに非常に広く適用できる、と信じています。けれども、我々を含んで、誰も今日まで、グラフデータベースを広く自由に使い、利用しようとしませんでした。我々はそれは極めて重要なことだと考えています。そうすることで、グラフデータベースの全てのフィールドを民間組織、研究者、生徒、探索好きな人、ハッカーに完全に開放するからです。

Webber氏によると、二つ目の目標はもっと開発者と運用者にとって、扱いやすい製品を開発することだった。

1.3リリースに向けた我々の2つ目のテーマは、データベースをもっと扱いやすいものにすることです(これは将来のリリースでも継続するテーマです)。グラフ屋さんは当然グラフで考えますが、リレーショナル データベースやKV/ドキュメントのバックグラウンドのある人達がグラフの単純さと表現力に慣れるには(皮肉にも)ちょっと時間がかかります。私はそれは、手錠をとってもその痕が残るようなものだ、と考えています。

Neo4j 1.3 リリースにおけるいくつかの目立ったフィーチャは、

  • 各データベースは320億ノードあるいは関連性そして最大640億プロパティ持つことができるようになった。
  • 共通の短い文字列用の新しい戦略を実装したことでデータベースのフットプリントを削減した。
  • グラフィックな関係を調べる WebAdminツールを改良した。
  • Dijkstraのアルゴリズムを使って、ノード間の最短パスを見つけるのがもっと速くなった。
  • インデックスAPIと下位層の実装をアップデートした。
  • REST API を強化した。

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