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Windows Phone 7用Androidアプリ移植ツール

原文(投稿日:2011/06/10)へのリンク

MicrosoftはAndroid開発者をWindows Phone 7 (WP7)へ引き込むためにAPIのマッピングツールWP7ガイドを提供する。

6週間前、MicrosoftはiPhoneアプリケーションのWP7への移植に興味があるiOS開発者向けにツールをリリースした。そして昨日、Android開発者向けにも同様のツールを提供した。これに含まれているのは、

このマッピングツールはWP7のAPIにGingerbreadのAPIを対応付ける。AndroidとWP7のオンラインドキュメントへのリンクも付けられている。Microsoftの相互互換性チームのシニアテクニカルエバンジェリストのJC Cimetiere氏の説明によれば、that one should not “すべてのAPIをマッピングできるわけではありません。両者のプラットフォームの設計は違いますし、ユーザインターフェイスも違います”。しかし、“iOSとAndroid向けにAPIマッピングツールが対応する範囲を拡大するべく努力しています”。このツールはまだWPのMango APIには対応していないが、この夏にはサポートする予定だ。

Android開発者向けのWP7ガイドはMicrosoftの携帯開発スタックとその内部のアーキテクチャを紹介する。Androidと似ている点、異なる点、UI開発のガイダンス、アプリケーションを移植したいと思っているAndorid開発者向けのC#のサンプルコードを含んでいる。

iOSとAndroidツールを提供するのは、iOSとAndroidの開発者にアプリケーションを Windows Phone向けに移植してもらうことで、WPのエコシステムを大きくしようとするMicrosoftの試みだ。Microsoftは他のキャンペーンも実施している。これは、Windows Mobile 6.xのユーザをWP7へ移行させ、6月15日にMy PhoneサービスWindows Marketplace for Mobile Webのサービス提供を終了することを周知させるのが目的だ。Live Skydriveへ移行するコンテンツもあるが、音楽やビデオ、ドキュメント、お気に入りは移行しない。My Phoneサービスのウェブサイト自体は今年の10月6日に停止する。これらの停止になるサービスを利用しているユーザがWP7へ移行するのか、それともiPhoneやAndroidやRIMへ移行するのかは興味深い。Gartnerのある調査によれば、2011年の第一四半期にはWindows MobileはWP7より多く売れる。今のところ、WP7にとっては良い状況ではなさそうだ。

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