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新しいクラウドが登場する兆し:Oracle Public Cloud

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原文(投稿日:2011/10/06)へのリンク

Oracle Public Cloudは2つのソリューションを提供する。: Fusion CRM、Fusion HCM、ソーシャルネットワークを含むSaaSとJavaとデータベースサービスを含むPaaS。

1年前、Oracleは、Oracle VMの上にOracle LinuxとSolarix 11を内蔵した、JavaとJava以外のアプリケーションを実行するプライベートクラウドを構築するアプライアンスであるExalogic Elastic Cloudを発表した。 Larry Ellison CEOは、OpenWorld 2011における彼のキーノートで、新しいクラウドの提供を発表した。 Oracle Public Cloudは、「セルフサービス、サブスクリプションベース、柔軟でスケーラブル、信頼性のある、高可用性、セキュアなOracleアプリケーション、ミドルウェア、データベースを提供する。」Oracleは、他のクラウドと同様に、ホスティング、管理、ソフトウェアの更新を提供する。

Oracle Cloudは、Exadata - アプライアンスのExalogicに似ているが、Database 11gが実行されている - とExalogicで動作しており、2つのコアソフトウェアコンポーネントである、WebLogicとDatabase 11gを提供する。下の画像は、Oracle Cloudのスタックである。

Oracle Public Cloudは、2つの種類のサービスを提供する。

  • アプリケーションサービス (SaaS)は、クラウドで次のアプリケーション一式を実行することができる。Oracle Fusion CRMOracle Fusion HCMOracle Social Network。これらのサービスは、自社のサーバーよりも、クラウドでOracleと関連するサードパーティアプリの実行に興味がある エンドユーザーを対象にしている。
  • プラットフォームサービス(PaaS)
    • Java: JDeveloper、Eclipse、NetBeansをサポートするWebLogic Server 11g。サービスは、RESTfulインターフェイスを通じてモニターすることができる。Oracle Application Development Framework (ADF)とSpring、Hibernate、 EclipseLinkのようなサードパーティーフレームワークをサポート
    • APEX: クラウドサービスからDatabase 11gに、Oracle Application Express (APEX)を経由した直接アクセス、Java CloudからJDBC経由または、RESTfulインターフェイスを経由したリモートアクセスが可能になっている。SQLとPL/SQLのサポート。 このサービスのアーキテクチャは、以下のようになっている。

現在、Fusion CRMとHCMだけが有効になっており、他のサービスはまもなく提供されるとOracleや約束する。これらのサービスはグローバルで提供されるが、Oracleは、USAにのみデータセンターを持っており、顧客からの要望が多い場合には、他の大陸(EMEAやAPAC)にもセンターを構築する考えである。

Oracleは、彼らのクラウドにロックしようとしておらず、顧客は他のクラウドやオンプレミスにいつでも移ることができると断言する。

他との違いは、月額の支払いではなく、CPUの利用量や時間による支払いであることである。ただし、Oracleアプリケーションを使うのに必要なライセンスはなく、他の製品のライセンスは費用に含まれている。これらの費用はまだ開示されていない

Oracle Cloudサービスは、三重のミラーストレージとオフサイトのテープバックアップを提供する。また、彼らは WS-Security 1.0と1.1, によるセキュアなシングルサインオンと、クラウドでアプリケーションを実行する前のウイルススキャンをサポートする。

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