先日、新しいEvent APIs、Delegatedイベントのパフォーマンス向上、IE6-8のHTML5サポート、AMDスペックのサポートなどを盛り込んだJQuery 1.7がリリースされた。チームはまた、JQueryをスリムに維持するために、特定の機能を非推奨にしはじめた。
以下は、いくつかの新しい興味深いJQuery 1.7の機能である。 -
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新しいUnified Event APIs – .bind(), .delegate(), .live() .unbind(), .undelegate(), .die() のそれぞれを .on() と .off() に置換
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最も一般的なケースにおけるDelegatedイベントのパフォーマンスを向上
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.html()のようなメソッドのIE6-8におけるHTML5タグのサポート向上。古いバージョンのIEは継続してhtml5shivかModernizerが必要
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.slideToggle()や.fadeToggle()により、アニメーションのより直感的な切り替え – 前のアニメーションが終了したタイミングで、スタックされたアニメーションは、正しくリセットされる
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AMDの仕様のサポート – JQueryは現在、RequireJSやcurl.jsのようなAMD準拠のスクリプトローダーに協力している
JQueryチームはまた、コードベースを切り詰めて、パフォーマンスを向上させるために時代遅れの機能を廃止しはじめるとアナウンスした。.live()と.end()など、いくつかのAPIはJQuery 1.7で、廃止予定になった – これらは継続して動作するが、将来バージョンとの互換性のために使用することは推奨されていない。
いくつかの標準じゃない機能は、1.7で完全に削除された -
- event.layerX と event.layerY
- jQuery.isNaN() (文書化されていないユーティリティ関数)
- jQuery.event.proxy() (文書化されていないメソッド)
新しい廃止予定ガイドラインとすべての廃止予定の機能に関する詳細は、Blog投稿を読んで欲しい。