BT

最新技術を追い求めるデベロッパのための情報コミュニティ

寄稿

Topics

地域を選ぶ

InfoQ ホームページ ニュース MonoTouch.Dialogを見る

MonoTouch.Dialogを見る

原文(投稿日:2012/02/15)へのリンク

MonoTouch.Dialogは、アプリケーション画面の開発で定型コードを劇的に削減するように設計されたUI開発ツールキットである。属性を使うことにより、クラス定義から動的に画面が生成される。代わりにプログラムから生成したり、JSONドキュメントから読み込んだりすることができる。

MonoTouch.DialogとMT.Dは2つのライブラリで構成されている。開発者は、画面とコンポーネントを定義するために、低いレベルのエレメントAPIの階層定義をおこなうことができる。これにより、動的なUI構築(サーバーが生成するフォームなど)が可能である。JSONベースの画面定義を読み込みもサポートしている。

高いレベルのReflection APIはまた、バインディングAPIとしても知られており、ユーザーインターフェイスの構築にアノテーションされたクラスを使用する。これらのクラスは、モデルオブジェクト自身や、それのラッパーとしてコーディングすることができる。

MT.D画面は、4つの基本的なパーツを組み合わせている。DialogViewControllerは、iOSで一般的なTableViewControllerを置き換えとして、同じ目的で使うことができる。次のパーツは、セクションとエレメントを保持する描画しないコンテナであるRootElementである。セクションは、コントロールを論理的にグルーピングし、エレメントは単一のデータバインドコントロールを表す。

Reflection APIを使うと、セクションとエレメントは、ソースコードに定義された順に展開される。これは、ソースファイルのプロパティとメソッドを並び替える、いかなるクリーンアップツールを使うことができないことを意味する。

基本的なコントロールを超えるために、高度な開発者はOwnerDrawnElementとエレメントベースのクラスがどうやって動くのかを知りたいと考えるだろう。OwnerDrawnElementは、開発者自身がエレメントを直接操作することができ、CGContextを直接操作することにより見た目を定義することができる

MonoTouch.Dialogは明らかに、データバリデーションの話題を避けている。彼らは、ユーザーが“次へ”または、“完了”ボタンを押した時に、手動でバリデーションを行うことを推奨している。

この記事に星をつける

おすすめ度
スタイル

BT