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Google Dartのまとめ:Dartiumバイナリ、I/Oライブラリ、本、ドキュメントが入手可能

原文(投稿日:2012/02/15)へのリンク

Dartium、Dart VMが組込まれたChromiumは、長い間開発が行われているが、 Dartiumバイナリ がGoogleから入手できるようになった。
以前は、Dartコードをブラウザーで、走らせる唯一の方法は、JavaScriptへコンパイルする必要があったが、 Dartiumによって、Dartコードがブラウザーの実際のDart VM上でどのように動くのかを見ることができるようになった。
Dartiumには、 デバッグや他のフィーチャを持つ Dev Toolsサポートの初期バージョンが含まれている。 Seth Ladd氏は、 DartiumでDev Toolsのデモをしている。 デバッグのサポートは開発中であるが、ブレークポイントや同様なフィーチャは既に動いている。

Dartiumは、ChromeでのDart開発を改善したが、言語はブラウザーの外でも動く。Online API reference for Dart を見ると、ファイルやソケットなどの Dart I/O APIが載っている。APIは同期でも非同期でも使うことができる。
これらのAPIは既にFrogで使われており、DartからJavaScriptへのコンパイラはDartで書かれており、Dart VM上で走ることができ、ファイル操作にファイルAPIを使うことができる。

Dart開発者のリソースは、この数ヶ月増えている。 Chris Strom氏は "Dart for Hipsters" を書くのに忙しく、彼はブログに彼の メモやDartでの経験 を投稿している。
GoogleのSeth Ladd氏のブログもまた、Dartに関する情報やアップデートの豊富なソースであり、Dartに関する言語とSDKツールについて述べている。
公式サイトにも、Dart Synonym、JavaScriptに等価なDartのコード片を載せているページがある。

公式な Dartサイトのブログは、開発の経過を教えてくれる。最近の投稿では、Dartを使っているプロジェクトの一覧を載せており、その中には three.dartのようなプロジェクトも含まれている。これは人気のあるJavaScript 3D ライブラリ three.jsからの移植で、これによって2D Canvas やWebGLの3Dコードを書くのが簡単になる。

Google Dartの背景については、InfoQの'The Essence of Google Dart'や他のInfoQのDartコンテンツを見るとよい。

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