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Visual Studioベータリリース

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原文(投稿日:2012/03/02)へのリンク

先週はWindows 8、Windows Server 8、Visual Studio 11の各製品のベータ版リリースが話題になった。報道が解禁されたので、多くの開発者がこれらのリリースについて自身の見解を表明している。この記事ではこれらのリリースについて概括する。

Visual Studio 11は4つ異なるバージョンが提供される。VS11 Ultimateはすべての機能が含まれている。機能が最も少ないのはVS11 Test Professionalだ。また、VS11 PremiumとVS11 Professionalには大きな違いがない。詳細なガイドはMicrosoftから提供されている。

Channel 9ではRobert Green氏とJason Zander氏(コーポレートバイスプレジデント/ディベロッパー部門)がVS11のデモを見せている。色については直接言及していないが、Zander氏は画面が乱雑になるのを防ぎ、ナビゲーションを改善することが目的だったと明かしている。また、機能については、MicrosoftはJavaScriptに対するサポートを強化したいと考えていることを強調した。JavaScriptのサポートを強化し、IntelliSenseを使えるようにするため、VS11にはInternet Explorerで使われているJavaScriptエンジンが搭載されている。

VS11の単体テスト機能はIDE内で100万のテストを実行できることが目標だった。Zander氏によればこの目標は達成されていないが、最終的な目的はしっかりとした製品が開発できるIDEにすることであり、内部の性能テストでは約10万の単体テストを実行できた。VS2010と比較するための情報は明らかにされなかったが、性能は劣化しているようだ。Zander氏によれば開発チームは全体的な性能改善に引き続き取り組んでいる。

また、カラーパレットによるUI変更と共に、いくつかのUIの変更が紹介された。

  • ハブ – ソリューションエクスプローラとチームエクスプローラで、あるひとつのプロジェクトを見た場合の表示の同期が改善された。
  • マルチインスタンス – ソリューションエクスプローラを複数立ち上げることで、ひとつのプロジェクトを複数の異なる視点で見れる。
  • プレビュータブ – ファイルをプレビューするための専用のタブ。開発者がファイルを開きたいとき以外は新しいでファイルを開かないようにすることでソースファイル操作が乱雑にならないようにする。
  • ヒストリー – 開発者のファイルのナビゲーションの履歴を表示する。

 

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