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Xwt によるクロスプラットフォームアプリケーション開発

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原文(投稿日:2012/11/23)へのリンク

Xwt は .NET フレームワークをベースとする Mono と .NET 用の,クロスプラットフォームなオープンソースのUI ツールキットだ。同じコードベースから複数のプラットフォームで動作するようなデスクトップアプリケーションの構築を主な用途とする。Xwt を使って開発されたアプリケーションは,それぞれのプラットフォームにネイティブなルックアンドフィールを備えたものになる。

Xwt はアプリケーション全体を構築する独立したフレームワークとしても,既存のホストへの組み込みでも使用することができる。ネイティブコンポーネントを使用してアプリケーションのコア部分の開発が可能であると同時に,ダイアログボックスやメッセージボックスといった特定のモジュールの開発に使用することも可能だ。

最新リリースは以下のような機能を備えている。

  • GTK, Cocoa (Mac) および WPF (Windows) をサポート
  • 同じアプリケーションで複数のバックエンドを利用可能
  • ウィジェットライブラリ
  • 描画API
  • 拡張可能
  • 新たなバックエンドをプラグイン可能
  • 既存のバックエンドを拡張可能
  • ネイティブ UI 内部の組み込みユーザインターフェース

XWT ツールキットには Windows, MacOS X, Linux 各用に関連ライブラリが用意されている。必要なライブラリの構築には,Xwt.sln を Visual Studio 2012 または MonoDevelop でオープンした上で,ソリューションのビルドを実行すればよい。例えば Windows 上で WPF アプリケーションをビルドするためには,Xwt.dll と Xwt.WPF.dll が必要になる。

アプリケーションのコンテント開発には,ウィジェットの利用が必要だ。XWT には Xwt.Widget 抽象クラスを継承した多数のウィジェットも同梱されている。

 

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