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Red HatがOpenJDK 6のリーダーシップを引き継ぐ

原文(投稿日:2013/03/12)へのリンク

 

Red Hatは、OpenJDK 6のサポートを引き継ぐことを発表した 。それは、Oracleが自分たちの有償Java 6開発キットへの最後の無償アップデート、番号43が入手可能であることを掲載したほんの数日後のことである。

Update 43は、最近のJavaブラウザプラグインを悩ませている深刻な脆弱性セットに対処する緊急パッチシリーズの最新版である。このパッチのリリースノートには、「Oracleは、ユーザーが引き続き公開のアップデートとセキュリティ強化を受け続けるために、JDK 7へ移行することを薦めます。」と書かれている。

その一環として、Red Hatは、自分たちが「 OpenJDK 6プロジェクトで指導的役割に移行し、技術とそのユーザーへのサポートを効果的に拡張していく」と言っている。

Java 6は、尚多くの企業で広く使用されており、OracleはJava 6のサポート期日を2度延ばしたことを暗黙的に認めた事実がある。元々2012年の7月に設定し、最初2012年の11月、次に2013年の2月に変更した。Oracleは、このバージョンの有償サポートのみを提供しており、価格情報はここにある

RedHatの焦点は、おそらくセキュリティホールを閉じ、OpenJDK 6で見つかった他のバグを修正することでしょう。OracleがJDK 7で行ったほとんどのバグ修正はJDK 6にも適用できる、と OpenJDK 6のサイトで指摘されている。

...仕様変更を伴わないJDK 7でのバグ修正は、OpenJDK 6に有効であると推定できます。すなわち、既定でそのような修正は、 OpenJDK 6にも適用出来ると推測できます。特にもし事例がなく、しばらくJDK7に「浸っている」ものはそうです。

RedHatの動きは、おそらくRed Hatサーバー上でJBossミドルウェア使って、OpenJDKを走らせている顧客が対象でしょう。OracleのJava 6を使っている企業3つ目のオプションを提供する。-Java 7に切り替える、Oracleのサポートを買う、あるいは OpenJDKに切り替える。

 

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