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MicrosoftはAWSの価格と一致するインフラのクラウドギャラリーを提供する

原文(投稿日:2013/04/16)へのリンク

 

本日、Microsoftは –Windows Azure Infrastructure Servicesと呼ばれる – Infrastructure-as-a-Service (IaaS)クラウド製品をプレビューから一般公開に移行した。Microsoftは混雑しているIaaS市場に参入しているが、彼らはエンタープライズクラスのSLAとサービスを約束しながら、クラウドリーダーであるAmazon Web Services (AWS)に対抗することを約束した。InfoQは、主要なローンチについてもう少し学ぶためにWindows AzureのゼネラルマネージャーSteven Martin氏に話を聞いた。

Windows Azureプラットフォーム最初のアナウンスは、当時のチーフアーキテクトRay Ozzie氏によって2008年に発表された–は、開発者がモダンで、スケーラブルなWebアプリケーションを構築してデプロイできるサービスのセットとしてはじまった。これまでの5年にわたり、mobile-backend-as-a-service、メディア配信、アイデンティティ管理、アプリケーション統合、データ管理などを含めて成長を続けてっきた。プラットフォームの最新追加機能は、WindowsとLinuxの両方の仮想マシンをユーザーが管理できるWindows Azure Infrastructure Servicesである。2012年6月以来、拡張されたベータ期間でサービスを実行後、本日それの一般提供を発表した。Microsoftのブログ投稿において、このリリースに合わせて製品の3大アップデートが加えられた: 大幅な値下げ、新しい“ハイメモリ”仮想マシンインスタンスオプション、Microsoftの独自ソフトウェアを実行する仮想マシンイメージの追加サポート

私はお客様に低価格か高性能のどちらかを選択するのではなく、低価格高性能が欲しいと言われました。私たちはまた、コンピューティング、ストレージ、帯域幅などの商品価格をAmazon Web Servicesにマッチさせるコミットメントを発表しています。これは、仮想マシンとクラウドサービスのGA価格を21-33%削減することから始まります。

私たちの新しいインフラストラクチャーサービスリリースの一部として、もっとも要求の厳しいワークロードを実行するために(28GB/4コアと56 GB/8コア)のハイメモリVMインスタンスを追加しました。私たちは、皆様が実行したいと考えているアプリを学び、Microsoftの検証済インスタンスにSQL Server、SharePoint、BizTalk Server、Dynamics NAVを含むいくつかをリストに追加しました。

ところで、なぜ正式リリースまで1年近くを要したのか?Martin氏によると、それは’Microsoft“は“この権利を取得する必要があった”。昨年で数百万のコアコンピューティング時間が利用され、Martin氏によると“私たちが今までの中でもっともテストを行った製品のひとつ”という。MicrosoftがIaaSゲームに遅れているかと尋ねたときMartin氏は、MicrosoftはAWSを含むクラウドプロバイダへの重要なライセンス契約を通じて、産業の発端から関与していると答えた。これまでMicrosoftはMicrosoftソフトウェアを使ったクラウドインフラを提供するリセラーとパートナーに頼ってきた。Martin氏は、彼らの顧客は現在、直接IaaSを提供したがっていると言う。これは、パートナーが提供するタブレットのエクスペリエンスに不満を持ったMicrosoftがMicrosoft Surfaceをリリースしたことを彷彿とさせる。Windows Azure Infrastructure ServicesはMicrosoftが彼らの顧客が使う技術スタック全体の責任を負うケースである。 Martin氏は、Windows Azureと他のクラウドとの主要な差別化要因は、他はMicrosoftソフトウェアをライセンスするだけでサポートしないことだと考える。顧客はひとつの電話番号で彼らのアプリケーション(たとえばSharePoint)、インフラ(たとえばWindows Server)、それを実行しているクラウド(たとえばWindows Azure)のヘルプを得られるようにしたと彼は言う。

Martin氏は、Microsoftと複数のスタートアップにおける彼の広範にわたるキャリアの中でも現在200,000以上の顧客がいて、毎日1,000以上の顧客が増えるWindows Azureのような急成長する製品を見たことがないという。Martin氏は、Windows AzureにIaaSが追加することで、パブリックとハイブリットシナリオにおいてPaaSとIaaSクラウドプラットフォームを完全にサポートする唯一のクラウドプロバイダーとして顧客に認識され、印象的な成長が続くと考えている。常にAWSのコンピューティング、ネットワーク、ストレージの価格に一致させることを約束することで、Martin曰く“私たちは破格にしたくはない”し、顧客が他を見る理由がない価格ではないことを確認したい代わりに低価格で、Microsoft System Centerスイートなど彼らの製品との強い統合により、Microsoftの企業顧客にとって魅力的な選択肢になる。彼はまた、99.95%の稼働率、年次の計測(年次ではない)、深いポケットのバックアップを提供するアグレッシブなSLAを強調した。Martin氏はどのアプリケーションとシナリオがクラウドに向いているかだけじゃなく、いつそれが意味をなすのかを理解することが重要であるという。あるアプリケーションはクラウドによく合っているかもしれませんが、タイミングがよくないかもしれない。Microsoftは、現在の将来における組織の要求に対応するオンプレミスとクラウドベースのソリューションを組み合わせたソリューションを提供できるため、組織のアプリケーションポートフォリオ全体に対応できるユニークな位置づけであると彼は考える。

 

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