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Sasa 0.9.4が新規の追加フィーチャとバグ修正を含んでリリースされた

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原文(投稿日:2013/07/22 )へのリンク

Sasa 0.9.4 がリリースされた。新規に追加されたフィーチャとバグ修正があり、.NET Framework の拡張機能の集合が論理的なスタンドアローンアセンブリに構成されている。その中には整数を 英語の文章表現に変換する関数が含まれており、また一般的な値に様々な拡張を提供する Sasa.Valuesに加えて、文字列のカスタムな等価と比較も追加されている。

Sasa 0.9.4 には、もし入力されたものが完全に消費されていない場合、無効なパースを知らせるエラー条件が含まれており、またPrattGrammar に正規表現スキャナも追加された。更に、区切られた値のパースや値のリストをパースする宣言が追加され、capability-secure ファイルシステム API、制約を扱うのが簡単になる新規のTypeConstraint アサーション、単一パラメータ用のオーバーロードされた配列のappend、ThreadScoped<T> スレッドローカルインスタンス オブジェクト、Sasa.TM による簡単なソフトウェアトランザクションメモリ-、単純なブロッキングプルWaitQueueなどが提供されている。

Sasaのこの最新リリースは、Sasa.IoC下にある単純なIoC 抽象、クローズなデリゲートからオープンなものに変換する関数、,getters/settersを抽出する関数からできている。また単純な HTMLパーサーが含まれており、そのためにTokenizerとジェネリックな Enums.HasFlag拡張メソッドを使っており、後者によって、enumeration フラッグの存在をチェックできる。

Sasa ライブラリには、様々な目的に使えるライブラリがある。主要ライブラリである Sasa.dll は、Tuple, sum, ジェネリック オペレータ, LINQ 拡張, 文字列 拡張, スレッドセーフでnullセーフなイベントなどを含んでいる。Sasa.Arrow.dllは .NET向けの矢印を使った計算に使われ、Sasa.Binary.dll は、ビットデータに対する低レベルな関数、高速なエンディアン変換、タグ無しのユニオンなどを含んでいる。

Sasa.Collections.dllは、純粋な関数的なリスト、ツリー、スタックを含んでいる。Sasa.Concurrency ライブラリによって、開発者は純粋な C#で、より高速なスレッドローカルなデータと単純なトランザクション的なメモリ-を使ってアプリケーションを開発できる。また、Sasa.Contracts.dll はMicrosoftのコード契約の単純なAPI完全な再実装である。Sasa.FP.dll は、2項コレクション用の関数、レンズ、関数のカリー化などを含んでいる。

Sasaは LINQ用ライブラリを持ち、これにはより高速な式コンパイラー、式置換そしてクエリプロバイダーや式ビジター用のベースクラスがある。またMime.dllは、ファイル拡張子のマッピングとメディアタイプに使われる。

Sasa に含まれているネットワークライブラリには、拡張機能、POP3 クライアント, MIME メッセージパーシング、HTTP セッションステートマシンそして分析的拡張、統計的拡張、最低限の Steiner ツリー近似、濃度マトリックス数学からなる数値パッケージが含まれている。

Parsing.dllアセンブリには、型づけされた拡張可能な字句解析が含まれている。一方 Reactive.dll は、名前付けされたリアクティブな値とプロパティと匿名のものからできている。Sasa 0.9.4 は、型制約に対して型消去を行うILリライターを含んでいる。

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