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AWS が Redis および RDS について幾つかの改良を実施

原文(投稿日:2013/09/06)へのリンク

AmazonはAWSプラットフォームの新しい機能群についてアナウンスを先頃行った。そこでは、ElastiCasheサービス用に Redisを選べるオプションや、いくつかのRDS関連の改良や、統一されたコマンドラインインターフェイスについての内容も含まれている。

Redis は今回、 AWS ElastiCashe サービスを利用する場合の、 MemCached のオプションの一つとなった。9種類のキャッシュノードタイプがあり、MemCashed 版と同じ利用料金設定となっている。また、AWS OpWorks との併用する設定も簡単に実施できる。しかし、エンハンスド・キャッシュノードは、現在のところ Redis には使用不可となっている。

AWS Relational Database Service(RDS) について、ほかにも幾つかの改良が発表されている。

  • 改良されたレプリカ機能-リード・レプリカとセカンドティアレプリカに対する、並行処理によるレプリカの作成およびスナップショット/リカバリー(これにより、各々のマスタについて、非常に高負荷な読み出しが発生する状況に対応した最大30個のレプリカを持つことが可能となる)
  • オンプレミスの MySQL インスタンスから RDSへ、またはその逆方向にデータのマイグレーションを容易に行える能力
  • 88ECU, 244GB RAMメモリ、高性能ネットワークおよび最大 20,000 IOPS を備えたCR1と呼ばれる新しいインスタンスタイプ

この他にも、Amazon は 開発者が位置情報ベースのアプリケーションを構築するために利用することを目的とした、Amazon DynamoDB用の新しいオープンソースの Geo Library発表した。

今週は、AWSの新しい統一されたコマンドラインインターフェイス発表も行われている。 Pythonで構築されたオープンソースのこのインターフェイスは、これまで長い間デベロッパ・プレビュー状態にあったが、今やAWSが提供する全てのサービス(ただし、Glacier や CloundFront など少々の例外はある)の統一的なラッパーになった。複数のツールのダウンロードが必要で別々にインストールしていた初期の頃のインターフェイスに比べて、今回のバージョンが、パワーユーザがAWSを管理する作業をはるかにスムーズにすることは間違いない。

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