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Nevron Open Visionで実現するクロスプラットフォーム開発

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原文(投稿日:2013/12/31)へのリンク

Windows Forms、Windows Presentation Framework (WPF)、SilverlightをサポートしたNevron Open Vision (NOV)がリリースされた。このフレームワークを使えば、開発者は複数のOSやでバイス、環境でひとつのプレゼンテーションレイヤを使い回すことができる。

このフレームワークはPortable C#で書かれており、ボタン、カラーピッカー、コマンドバー、コンテナ、コンテキストポップアップ、ドロップダウンエディット、パネル、レンジベースウィジェット、ツリービュー、リストボックス、NOV Windows、テキストウィジェットなどのUIの部品が含まれている。また、Microsoft Wordと同様の操作性を持つリッチテキストエディタとブラウザが含まれており、クロスプラットフォームアプリケーションでテキストを表示する機能を持つ。

また、ドキュメントオブジェクトモデル(DOM)やCSSのようなW3C仕様を満たし、完全なテキスト処理スタックを持つ。公式情報によれば、Mac OS、iOS、Android、WinRTにも近い将来に対応するようだ。

InfoQはNevronのディレクターであるChristo Bahchevanov氏に話を聞いた。

InfoQ: NOVを使えばどのようなアプリケーションが開発できますか。

現時では、WinForm、WPF、Silverlightアプリケーションを同じコードベースから生成できます。NOV上にもコンポーネントを配置できます。今後のバージョンでMac OS、iOS、Android、WinRTをサポートする予定です。

InfoQ: 例えば、NOVに含まれているボタンと Visual Studioの標準のコントロールは何が違うのでしょうか。

Visual StudioとNOV UI Widgetには多くの違いがあります。機能性だけでなく、移植性も違います。NOVを使えば、WinForm、WPF、Silverlightで動作するアプリケーションが作れるのです。

InfoQ: NOVの今後の展開を教えてください。

Mac OS、iOS、Android、WinRTをサポートし、新しいUIウィジェットやチャート、ゲージ、ダイアグラム、マップ、グリッド、ピボットのような新しいコントロールを投入する予定です。新しいホスト(例えば、Mac OS向け)を投入したときには、すでに持っているUIコントロールとコンポーネントは100%サポートするつもりです。

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