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DDD Exchange Day 2014がLondonで開催

原文(投稿日:2014/05/31)へのリンク

6回目 DDD Exchange Dayがロンドンで6月20日にEric Evansをホストとして開催される。同氏はオリジナルのDDDブックの著者。このイベントの基本的なアイディアはコミュニティにアイディアや実践を広めることだ。Eric氏に加え、以下のスピーカーが参加する。

  • Martin Thompson氏。クリーンな代表モデルについて話す。
  • Alberto Brandolini氏。Event Stormingのレシピについて話す。
  • Greg Young氏

このイベントを開催するSkills MatterのCEOのWendy Devolder氏はインタビューでこのイベントについての考えを教えてくれた。

InfoQ:このイベントは6回目ですね。DDDへの関心は変わっていますか。どのように変化しているのでしょうか。

Wendy:当初は、参加者はDDDの正体を突き止めるために参加していました。現在は、‘自分のプロジェクトでDDDを実践したいのだけれど、どうしたらいいか’、という参加者が多いです。また、現在では多くの大企業がDDDでソフトウエアを開発しています。Eric Evans氏はDDD Exchangeを彼自身にとっての“チェックポイント”と捉えており、DDDが現在どのような地点にあるのかを考えています。彼が言うには、かつてよりもDDDの目標を達成するのが簡単になっています。“リッチで複雑なソフトウエア。ビジネスの目的にフィットするソフトウエア”を開発するという目標です。私たちは毎回のこのイベントの目的を、DDDを活気づかせ、DDDをビジネスに活用する方法を明確にするということ、にしています。

InfoQ: 今年は何か特定の領域や概念に着目しますか。

Wendy:EricはオープニングのキーノートでDDDの根本的な仮定に挑戦します。彼は、DDDが適切な状態を維持するには、DDDのソフトウエア開発へのアプローチを練り続け、持続可能な側面を持たない部分は破棄していく必要がある、ということを説明するつもりです。根本の仮定を掘り下げ、それぞれに挑戦するつもりなのです。DDDの基礎を練り上げるために、彼は2、3人の仲間を奮起させ、DDDの更なる深みと蒸留を追求します。また、彼に続いて、Martin Thompsonがクリーンなモデルを持つ意味について話し、Arollaの共同創立者であるCyrille Martraireが、DDDと関数型プログラミングを最良に組み合わせた、モノロイドを使ったドメインモデリングについて話します。

InfoQ: 参加者やスピーカとしてどのような人物をターゲットにしていますか。

Wendy:幅広い層に向けたカンファレンスです。CTO、プロジェクトマネージャ、ソフトウエアアーキテクト、テスター、さまざまなレベルの開発者などがターゲットです。DDDは多くのシナリオで利用できますので、誰でもこのイベントから価値を引き出すことができるでしょう。

InfoQ: 参加者にはこのイベントからどのような価値を手に入れてほしいですか。

Wendy: このイベントは単にDDDについてすばらしい講演が聞けるというだけではありません。このカンファレンスでは、DDDについての情報共有や学びを専門家から受たいと思っている、情熱を持った人たちの集まりなのです。新しいつながりや集まりが生まれ、DDD eXchange 2014が終わっても会話は続きます。‘公園のベンチ’という概念は参加者が専門家のパネルディスカッションに参加するというものですが、このように著名なリーダーの隣に座って議論に参加する機会があるということがこのイベントをよく表しています。

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