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第2回GOTO Berlinカンファレンスが11月に開催

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原文(投稿日:2014/10/15)へのリンク

第2回GOTOカンファレンスが11月初め,ベルリンで開催される。11月6,7日の2日間のカンファレンスの後に,1日のトレーニングが予定されている。“開発者のために開発者が (for developers, by developers)” と題されたプログラムでは,最新動向の提供が重視されていて,ソフトウェア開発コミュニティにとって関連と興味の深いものになっている。

2日間のカンファレンスは,次のような14のトラックに分かれる。

  • アジャイルの後: 次は何か?
  • アーキテクチャ戦争物語
  • DevOpsと継続的デリバリ
  • モノリスとマイクロサービス
  • プログラミング言語
  • ソフトウェアのクラフトマンシップ

登壇を予定する80名の中には,次のような著名な講演者も含まれている。

  • Martin Fowler, ソフトウェア開発に関する書籍の著者,講演者,コンサルタント。
  • Gabrielle Benefield, アジャイルトレーナ,Evolve Beyond創設者。
  • Adrian Cockcroft, 技術フェロー兼アーキテクトとしてNetflixのクラウドインフラストラクチャを担当。
  • Emil Eifrem, Neo TechnologyのCEO,Neo4jプロジェクト共同創設者。
  • Michael T. Nygard, "Release it!” の筆者。
  • Stefan Tilkov, SOAとRESTの権威,innoQ創設者。
  • Gojko Adzic, 戦略的ソフトウェアデリバリ・コンサルタント。

トレーニングでは,継続的デリバリ,Neo4jデータモデリング,システム思考とメソッドという3つの分野をカバーする。

GOTOカンファレンスを後援するTriforkのBianca Legorreta氏はInfoQとのインタビューの中で,2年目を迎えたカンファレンスに関する自身の意見を話してくれた。

InfoQ: 今回がベルリンで2回目のGOTOカンファレンスですが,第1回はどうでしたか?

Bianca: 昨年の第1回GOTO Berlinは,私たちがドイツで初めて開催したカンファレンスであったこと,キックオフのわずか10ヶ月前にスクラッチからマーケットを構築したことなどを考えれば,大成功だったと思います。 最終的には412枚のカンファレンスバッチを印刷しました。参加者もカンファレンスのコンテントやセットアップを気に入ってくれたようでしたし,スポンサーからも好意的なフィードバックをたくさん頂きました。もうひとつ忘れてならないのは,カンファレンスチームとして,私たち自身がとてもよい体験をできたことです。

InfoQ: 今年のカンファレンスで,何か変更する予定のものはありますか?

Bianca: すべてのGOTOカンファレンスで一貫したコンセプトを維持しようと思っていますし,2日のカンファレンスで6つのトラック,1日のトレーニングという形式も去年のままです。新しくなったのは会場ですね。今年はベルリンのアレクサンダー広場近くの”Kosmos”で開催される予定です。“Kosmos”はかつて映画館でしたが,現在は歴史的に保護されたイベント会場となっています。

InfoQ: 2年目の今年,どのようなことを期待していますか?

Bianca: 最初のカンファレンスを見て,再度足を運んでくれる参加者があることを期待しています。それからもちろん,GOTO Berlinに関することばがもっとドイツ内に広まって,人々の話題に上るようになるといいですね。昨年は参加者にアプローチする方法について,とてもよい第1印象を得ることができました。今年のカンファレンスをよりよいものにする上では,そこで学んだことが役に立つと思います。私たちは本当に参加者からのフィードバックを大切にして,できる限り多くのことをカンファレンスで実現しようと考えているのです。

InfoQ: 参加者や講演者として想定しているのは,どのような人たちですか?

Bianca: 参加しているのはソフトウェア開発者やビジネス関係者などですね。GOTOは開発者から開発者へのカンファレンスなので,大部分がソフトウェア開発者なのは当然ですが,さまざまな参加者に興味を持って頂けるように,多くのトラックを用意していますので,マネージャにも参加してほしいと思います。もっと女性の参加者が増えるといいのですが,カンファレンスのマーケティングで,特にそれを意識して行っているものはありません。講演者は毎回,地元やヨーロッパ,あるいは海外の最高の方々です。地元の著名な講演者や,IT関係者なら誰でも知っているような,世界的な有名人も招きたいですね。参加者に”ワオ!”と思ってほしいのです。

InfoQ: 参加者がカンファレンスから得てほしいと思っているのは,どのようなことですか?

Bianca: 参加者のみなさんには,仕事や空き時間に使い始められるような知識をたくさん,持ち帰ってもらえればと思っています。すべて最新のトレンドであったり,すでに知っていることを専門的な角度から見たものであったりと,さまざまです。そしてもちろん,参加者同士の交流から,新たな親交が生まれるのを楽しんでほしいですね。

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