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AIの父、マービン・ミンスキー博士が亡くなる

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原文(投稿日:2016/01/26)へのリンク

マービン・ミンスキー博士が脳出血のため88歳でこの世を去った。アラン・チューリングやLISPの作者ジョン・マッカーシーほど名前は知られていないかもしれないが、マービン・ミンスキー博士は人工知能(AI)というコンピュータサイエンス分野の創始者のひとりであった。彼は1959年にジョン・マッカーシー博士とともにMITのAIプロジェクトを立ち上げ、ともにAIを世界に広めた。(ジョン・マッカーシー博士はちょうど4年前に84歳でこの世を去っている)。

数学とAIへの卓越した貢献とともに、彼はスタンリー・キューブリックの『2001年宇宙の旅』の科学アドバイザーを務め、2001年までにコンピュータが会話できるかどうかに関心を持っていた。(まだ唇の動きで言葉を読むことはできないが、Siriは与えられた質問に言葉で答える)。

AIという分野を作り、推進し、前進させた功績から、1969年にチューリング賞を受賞した。また1969年には『Perceptrons』を執筆し(1987年に更新)、脳内の神経の働きに基づいたニューラルネットワークのアイデアを成長させた。ニューラルネットワークは今なお、AIにおける画像認識や分類システムの重要な領域であり続けている。

彼は心の働きに関心を持ち続け、『The Society of Mind』や『The Emotion Machine』などを出版し、心の働きに関する理論を提案した。ただし、チューリングテストについてはジョークだと見なしていた。彼はMITに「The Society of Mind」のコースを作り、13のビデオ講義が公開されている。またミンスキー博士はWeb of Storiesに幼児期の話を残している。

ミンスキー博士は妻と3人の子供を残して逝った。

 

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コミュニティコメント

  • KE (Knowledge engineer)が足りなくなると言われた頃が懐かしい

    by Nonoshita Koji /

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    人工知能を実際に産業に応用しようという機運が活発だった1980年後半、KEが足りなくなると言われていた。実際どうだったかというと、KEという職業はありません。暗黙知を形あるものにして、エキスパートシステムに実装するのがKEの役割と言われていたかと思います。今はビックデータの時代で、データサイエンティストが足りないとか言われていますが、まあ、名前を変えているだけで、本質的には、いつの時代も問題を発見できる人は、そんなにいるわけがない。
    懐かしい名前に、昔のエキスパートシステムの時代を思い出しました。

  • 『The Society of Mind』の訳本

    by Mikhailov Eugene /

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    『The Society of Mind』は『心の社会』として訳本が出ていますね。
    webcatplus.nii.ac.jp/webcatplus/details/book/21...
    安西祐一郎 訳,産業図書(1990)
    まだ版元にも在庫あるみたいです。

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