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PowerShellがLinuxとMac OS Xにやってくる

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原文(投稿日:2016/08/22)へのリンク

Microsoftがスクリプト言語PowerShellをオープンソース化した。LinuxとMac OS Xのサポートが加わっている。MicrosoftのTechnical FellowであるJeffrey Snover氏は、Microsoftのマルチプラットフォーム・ソリューションへの取り組みの一環として、非WindowsシステムへのPowerShellの提供は必要なステップだと発表した。コードベースは主にC#で書かれており、プロジェクトはMITライセンスでリリースされる。

PowerShellは、Windowsシステム向けスクリプティングおよび自動管理ソリューションとして、2002年に誕生したものだ。今回の発表により、管理者はWindows以外でPowerShellを動かし、クロスプラットフォーム管理を促進できるようになる。ユーザーは仕事に最適なツールを使うことに専念し、専門知識を様々なプラットフォームに簡単に適用できるようになる。

現在のPowerShellのαリリースは、Ubuntu、Centos、Redhat、Mac OS Xのサポートを明らかにしている。設計上、PowerShellをこれらシステムに制限するものはなく、やがてサポートされるOSは追加されると思われる。Snover氏によると、MicrosoftはPowerShellを「第1級市民」にしようとしており、トランスポートとしてのOpenSSH使用サポートを含む機能追加を計画しているそうだ。

今回の発表に対する反応は様々だ。PowerShellがクロスプラットフォームになることを歓迎する人もいれば、使う価値がないと思っている人もいる。現在のツールセットに満足している人はそれを使い続ければよいし、別のものを探している人は非WindowsシステムでPowerShellを試してみるとよい、とSnover氏は語る。彼によると、LinuxシステムでPowerShellがどのように使えるのか、Microsoftは追加のドキュメントとビデオを提供するつもりだという。その第一弾はGitHubリポジトリのdemosディレクトリで手に入る。

 
 

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