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BitBucket、ディザスタリカバリやマージ戦略に関する機能を導入

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原文(投稿日:2016/09/11)へのリンク

最近リリースされたBitBucket ServerおよびBitBucket Data Center 4.9には、ディザスタリカバリ戦略の定義、好みのマージ戦略の設定といった機能が備わっている。

BitBucket Data Centerにおけるディザスタリカバリのサポートは、BitBucket Serverのプライマリインスタンスを地理的に異なる場所にある「コールドスタンバイ」インスタンスにレプリケートするものだ。ディザスタリカバリのための典型的なデプロイメントでは、多数のBitBucketノードを「コールド」状態で保持する一方、レプリケーションが続行できるよう、共有ファイルサーバとデータベースを「ウォーム」状態で保持する。ディザスタ発生時には、すべてのリクエストがスタンバイインスタンスにリダイレクトされて、ダウンタイムを最小限にとどめる。

またBitBucket Server 4.9では、デフォルトオプションを設定することで、プルリクエストのマージにチームの好みの戦略を強制することができる。これまでは、どの戦略がマージに最善か、BitBucketが自動的に判断していた(例えば、fast-forwardマージを許したり、明確なマージを強制したり)。バージョン4.9では新たに、管理者がデフォルトのマージ戦略を定義できるとともに、マージ時に別の戦略を利用することもできるようになる。例えば、クリーンなブランチ履歴を保ちたければ、個々のコミットの詳細が失われるのを犠牲にして、マージ戦略にsquashを選べばよい。そうすることで、PRに含まれるすべてのコミットを単一のコミットにまとめることができる。もしリニアな履歴が好みであれば、デフォルトのfast-forward戦略を選べばよい。squashとfast-forwardを組み合わせて使うこともできる。

加えてBitBucket ServerおよびBitBucket Data Center 4.9には、外部リポジトリを新規リポジトリにインポートする手段が追加される。BitBucket Cloud、GitHub.com、GitHub Enterprise、任意のHTTPベースのGitサーバからコードを引っ張ってくることができる。

 
 

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