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Parseのラストデイズ

原文(投稿日:2017/01/20)へのリンク

Parseの共同創立者Kevin Lacker氏は、今月でParseが終了すると最後のリマインダを発信した。開発者は保存したいデータがあれば早急にエクスポートするよう迫られている。

Lacker氏が言うには、1月30日にParse APIは順々にアプリで利用できなくなる。影響を受けるアプリはおそらくその瞬間から動作を停止するのだが、何より、どんなデータでも復旧は一切不可能になるのだ。

Parseは、2013年4月にFacebookに買収されてからほぼ2年が経つ2016年1月にサービスを終了する予定だと発表した。Parseは開発者がデータを取り出し、他のサービスに移行する明瞭な道を示すことに懸命になっている:

  • データベース移行ツールガイド 。Parseデータをエクスポートし、MongoDBデータベースへのインポートを可能にする。

  • オープンソース版のParseサーバ。Node.js上で動作するほとんどのParse APIを提供している。この数ヶ月でParseサーバは、1,500以上のコミット、3,000回以上のフォークをされてきた134人ものコントリビュータからコントリビューションを受けた。

昨年のParseの発表に伴い、AWS、Rackspace、Herokuなど多くの様々なプロバイダが独自の移行ガイドを公開した。加えて、ホスティング会社であるmLabObjectRocketBuddyなどがParseから移行するためのヘルプを提供し始めた。

Parseは、無事に移行できたアプリの数や、未だ彼らのサーバにアクセスしているアプリの数に関する統計を公表していないため、Parseの終了でどれほどのインパクトがあるかを予想することは非常に難しい。Lacker氏はInfoQに、ほとんどの移行は単純で、Parse移行ガイドにもステップを記載してあると述べた。しかしまた、通常のガイドの対象範囲外となる場合もあると続けた。その場合に備えてParseは、開発者が連絡を取り、可能な限り簡単に移行できるよう専用窓口を設置した。

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